スリーサイズは91、59、87。デビュー当時のキャッチフレーズは、「宇宙一のメロンパイ - Yahoo!ニュース(デイリー新潮)
スリーサイズは91、59、87。デビュー当時のキャッチフレーズは、「宇宙一のメロンパイ」だった。そんなグラビアアイドル出身の小池栄子(36)も、いまや経済番組で作家の村上龍氏と共に司会を務める一方、女優としてもその演技力が高く評価されている。順風満帆にも見えるが、実は厄介な金銭トラブルを抱えているのだ。
***
東京地方裁判所から小池の自宅に一通の訴状が届いたのは、7月14日のこと。原告は芸能事務所「ドリームキャブ」で、訴状には“未払い精算金”約1200万円の支払いを要求する内容が綴られていた。スポーツ紙の芸能担当記者によれば、
「高校在学中に芸能界入りした小池は、“巨乳軍団”で知られた『イエローキャブ』の関連会社『サンズエンタテインメント』に所属していたのです。サンズの社長は、巨乳ブームの“火付け役”野田義治氏。野田氏の社長辞任後、彼女は『イエローキャブ』へ移籍しましたが、会社が2年前に4億円の負債を抱えて破綻してしまいました」
「イエローキャブ」破綻後、小池は業務提携先の「ドリームキャブ」所属になったが、2年前から夫であり元プロレスラーの坂田亘が代表を務める個人事務所「e-PRODUCTION」に移籍している。「ドリームキャブ」の社員がいうには、
「タレントが事務所を離れる際、やらなければならないのが“精算”。簡単にいえば、前の事務所が取ってきた仕事の報酬は、その事務所に受け取る権利があるというものです」
対立する両者の主張
「ドリームキャブ」の社員が続ける。
「小池さんが独立する時、坂田さんは精算金を支払うといったのです。それを信じて、1カ月間ほど彼と一緒にテレビ局へ移籍の挨拶回りをしたのです。そこで彼は“今後のギャラはドリームキャブではなく、個人事務所の口座に振り込んでくれ”と頼んでいました」
挨拶回りの後、坂田は“1200万円なら、2回分割で支払う”と提案してきたこともあるという。
「それが2年前の10月、坂田さんは代理人の弁護士を通じて、“支払わない”と通知してきました。ほぼ同時期にウチを離れた“サトエリ”こと佐藤江梨子さんの移籍事務所はきちんと“精算”してくれたのですがね」(同)
「ドリームキャブ」は、小池との“精算期間は1年”と主張し、CM出演料を除く彼女の“売上げ総額”を3876万円と試算。その約30%を支払えと主張しているのだ。また、「ドリームキャブ」の代理人弁護士の説明では、
「両者の間で、精算についての契約書面は取り交わしていません。ですが、小池さんが元事務所との間で結んでいた『専属芸術家契約』のなかに“契約期間満了時、報酬及び費用の精算を速やかに行う”と明記しています。こうした残務処理で訴訟になることはめったにありません。今回は、一方的に協議を打ち切った坂田さんのやり方に問題があったと思います」
小池に代わって、坂田がこう答えた。
「弁護士と相談した結果、“払う必要がない”と判断して、それを相手に通知しました。裁判になる以上は、裁判所の判断を仰ぐしかありません。訴状は読みましたが、困惑していますし、理解に苦しみます」
もっとも、金銭トラブルが表沙汰になれば、小池の露出度もさらにアップするかもしれない。