前提として、彼女は車椅子を使っている
で、俺も別の事情で一時的に片足を痛めてしまったという背景がある
あ、あと彼女と俺は仕事の関係で一緒には暮らしていない。
俺の家は彼女の家の隣にあって、エレベーターのないマンションの二階だから滅多に来ないんだけど、足の痛みに悩まされていた俺を心配して彼女は鎮痛剤を買って来ようか?と聞いてきてくれた。
そこまでは良かったんだ
ただ、彼女は俺の足の痛みが想像よりも酷いと判断したらしく「明日の朝一にあなたの家に届けに行きます」と言った
以下会話箇条書き
俺「どうやって家まで来るの」
彼女「這ってでも行く」
俺「それはやめて、俺下まで行けるから」
彼女「なんで?行けるのに?」
俺「危ないし、ほかの住民にそんな所見られたくないからさ」
彼女「は?大丈夫だっつってんじゃん。それに他の住民に見られたくないってなに?私が車椅子だから恥ずかしいってか!」
俺「そうじゃなくて、自分のマンションの階段を這って歩いてる人が居る事を想像してみ?で、彼氏の俺がそれ見てどう感じると思う?」
彼女「あっそう!結局車椅子だからじゃん!じゃあ他の歩ける人なら問題ないんでしょ!」
俺「いや、歩ける人でも這って来られたら迷惑だし、そもそも普段からお前だって這って外歩いたりはしないでしょ」
彼女「それとこれとは話が違う、私はあなたの為を想ってやってあげようとしたのに迷惑なんだね!!」
俺「いやだから他の人の気持ち考えよ!自分の気持ちだけ押し付けられてもそれは優しさじゃなくてエゴだから!」
彼女「人の気持ち考えられなくてすみませんでした!じゃあもう今後一切何もしませんから!!」
これが第1戦目
ちなみに電話でのやりとり