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(以下抜粋)松本元死刑囚の三女が胸中語る、執行翌日“父親”と対面
オウム真理教の松本智津夫元死刑囚の遺体が9日、火葬されました。妻とともに遺骨の引き取りを求めている三女の松本麗華さんがJNNのインタビューに応じ、四女側に遺骨が引き渡される見通しであることに「納得出来ない」などと語りました。 「父はオウム真理教の教祖としての責任を、こういう形で取ったんだっていう、そういう気持ちですね」(麗華さん) 悲しみの表情で語るのは、オウム真理教の松本智津夫元死刑囚の三女・麗華さん(35)です。9日、都内でJNNのインタビューに応じ、死刑囚の遺族としての思いを初めて、語りました。 松本元死刑囚の死刑が執行されたのは今月6日。三女の麗華さんは死刑執行の一報を受け、関係を絶っていた松本元死刑囚の妻と再び連絡を取ったといいます。そして、一緒に東京拘置所に赴き翌日、松本元死刑囚と対面したといいます。 「遺体として父がそこにいる。動揺して、どう言葉をかけていいのか分からなかった」(麗華さん) 松本元死刑囚が逮捕された時、三女・麗華さんは、まだ12歳。教団の中で「アーチャリー」と呼ばれていました。拘置所で父親の亡骸と対面した麗華さん。担当官からはこう聞かされたといいます。 「松本元死刑囚は別の人に遺体を引き渡すよう指定しました」(東京拘置所の担当官) 「面食らった、理解できなかった。最も父との関係を拒んでいた(四女)。母の名前ではなく。ひと言も(父は)しゃべらなかったのに、四女と言うのはおかしいのではないか」(麗華さん) 松本元死刑囚は四女を遺体の引き取り先に指名したということです。そして、9日。 「遺体をのせたとみられる車列が今、火葬施設のある葬祭場に入っていきます」(記者) 松本元死刑囚と土谷正実元死刑囚の遺体が9日午前、火葬されました。松本元死刑囚を「教祖」とあがめる信者にとって、大きな意味を持つ「遺骨」。現在は「教団とは関係を絶っている」という麗華さんは引き取りたい理由について・・・ 「父とお別れするために、ちゃんと父と向き合いたい」(麗華さん) 法務省は今後、遺骨を松本元死刑囚の四女側に引き渡す方向で調整を続けています。(09日17:32)
作成日:24/11/27(水)00:19
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