自分の生活費は結婚しても自分で稼ぐ、西洋や欧米の先進国女性の生き方

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匿名さん

自分は社会の一員だという当事者意識は結婚後も変わらない

ほとんどのヨーロッパ人女性は、婚姻状態や子供の有無に関係なく、何らかの形で仕事をしています。結婚後に、「子供が小さいから」「夫の収入だけで生活できるから」という理由で社会参加をしない女性はかなりの少数派といっていいでしょう。

「健康であれば男女共に学び働き、社会に貢献する義務がある」という考えがヨーロッパでは本当に一般的です。そのため、結婚や出産後に専業主婦になるどころか、大学や大学院に進学し、キャリアアップへの努力を続ける人が大勢います。

パートナーに経済的に頼るという発想が皆無なヨーロッパ人女性

私は今現在、現地の大学に通っています。クラスメイトの年齢は様々で、学生同士あるいは片方が学生でもう片方が社会人という夫婦や同棲カップルも周囲に多くいます。

私が入学当初に驚いたのは、社会人の夫やパートナーと暮らしているクラスメイトの女性達の多くが、給付型もしくは貸付型の奨学金等を利用し、自分で生活費を賄っていたということです。

ヨーロッパ人男女に共通するのは、自分の生活費は自分で稼ぐべきだという意識が非常に高いという事です。そのため、ヨーロッパ人女性は、失業したり出産直後で一時的に働くことができなくなった際にも、収入のある側に頼ろうという発想はしません。失業をしたら失業手当を受ける、出産後は育児休暇中の給料や手当で生活するという事を先ず考えます。

日本同様、収入が多い側が少ない側に代わって生活費を多く負担するカップルは勿論います。しかし、収入に格差があるカップルでも、両方が自分の能力の範囲内で経済的に自立し、家計に貢献するのは当然だと考えています。

このように、ヨーロッパでは、結婚後も自分の人生に対する責任は自分にあり、パートナーに委ねるものではないという考えが徹底しています。



日本人の想像以上!?ヨーロッパ人女性の自立心の強さ

男女平等が浸透したヨーロッパのライフスタイルとそれに伴うヨーロッパ人女性の自立心の強さは、日本でもよく知られていると思います。今回の記事では、日常に垣間見えるヨーロッパ人女性の自立意識について、私自身の経験を交えつつお伝えします。
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