匿名さん
川合氏は、キレる高齢者が急増している背景には、現代日本特有の社会構造の変化が関係しているという。高齢者の暴行・傷害件数が急増「キレる老人」が生まれる日本特有の事情 - ライブドアニュース
ここ20年間で、高齢者の暴行・傷害件数は約20倍以上に膨れ上がっているそう。日本の高齢者がキレやすくなっている要因は「社会的な孤立」にあると識者。人との交流が減り、家でも邪魔者扱いされて、ストレスが溜まっているとした
「私が調べたところ、海外では、高齢者がキレやすくなっているという事例や研究論文などはほとんど見つかりません。となると、日本の高齢者の問題は、社会的な孤立にあると考えられます。海外では仕事場以外の友人がいるのは普通ですが、特に定年後の日本人男性は、会社を離れるとまったく人付き合いがなくなる人が多い。人間関係が希薄な都市部で暮らす人は、自宅でも奥さんに邪魔者扱いされて居場所がなく、ストレスが溜まっていることも一つの要因にあるのではないでしょうか」
一方で、日本社会の高齢者に対する接し方が変化していることも大きいのではないだろうか。
たとえば、昔は“高齢者を敬いましょう”という社会の共通認識があった。しかし、ここ近年は滅多にそのような言葉が聞かれなくなった。
というのも、現代の日本では、お金を持っていて、仕事をせず元気に暮らしている高齢者に対して、嫉妬心などから多くの人が親しみを感じていないことも大きいだろう。
老いとともに、高齢者が疎まれるような社会になっていることが、キレる高齢者の増加に一役買っているのかもしれない。