8月中旬、都内のとあるインターナショナルスクールに子供を通わせる保護者たちに、1通のメールが届いた。内容は、スクールに通う5歳の女児についてのものだ。取材班が入手したそのメールにはこう書かれていた。《…
差出人はインターナショナルスクールのオフィス。A子ちゃんの父親を名指しの上で、保護者への一斉メールの中でかなり強い口調で非難している。そのA子ちゃんの父親は、格闘家の才賀紀左衛門(31)。母親は、昨年12月に才賀と離婚したタレントのあびる優(34)だ。
■「体調が悪い」と通学を中止
そんな状況下で起きた“A子ちゃん通学拒否事件”について、同じスクールに子供を通わせる保護者が説明する。
「昨年の12月に離婚して以来、A子ちゃんは父親の才賀さんと才賀さんの母親との3人暮らし。あびるさんは、才賀さんにA子ちゃんとの面会を許可してもらえないとひどく落ち込んでいました。そんなあびるさんを見かねたママ友の協力もあり、春頃にスクールでA子ちゃんと少しだけ話ができたんです。
しかしあびるさんとA子ちゃんを会わせたくない才賀さんはそれを聞いて激怒。A子ちゃんをスクールに通わせなくなった。その口実として『体調が悪い』などとスクールに対して言い訳をしていたようです。
ところが、それがやぶ蛇になった。『体調が悪い』と聞いたスクール側がA子ちゃんのコロナウイルス感染の可能性を指摘したのです。そして『PCR検査』と『2週間の自宅待機』を才賀に要請した。実際にはA子ちゃんは元気だったので、才賀さんは検査を受けさせることもなく、A子ちゃん自身も普通に外で遊んでいた。それを他の保護者たちが目撃し、スクールに“通報”したわけです。