トシちゃんはジャニーさんのだんなさまたった
当時はトシちゃんの天下だった。僕はトシちゃんとは合宿所でたまに顔を合わせるくらいで、会話することはなかった。
トシちゃんが合宿所に住んでいるのは知っているが、超多忙の彼は、僕の通う上目にいつもいたわけではない。それに、最初は、トシちゃんがどこにいるのかさえわからなかった。合宿所の構造は少し不思議なのだ。
ジャニーさんが僕を連れて部屋にこもり、いつものように愛撫をされているときに、「ジャニー」と呼ぶ声がした。「あ~ん、帰ってきた」
僕はその声がトシちゃんだとは気がつかなかったが、「ちょっとダンナが呼んでるから行ってくるね」
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匿名さん
別の襲われ方があるのだ。それからもっと悪質な趣味も持っている。
これも誰もが体験させられる悪夢だった。
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匿名さん
人によって体験がまちまちだが、もしかしたら、僕と関係していたころには、ジャニーさんは年のせいで男役に回るほど精力がなくなっていたかもしれないし、相手によってやり方を変えていたのかもしれない。
僕に対しては、本当に女になりきっていた。僕は第二のだんなさまだといわれた。第一のだんなさまは、当時はトシちゃんだったのだ。
これからジャニーズに入る少年は、もうあのジジイは役立たずだから襲ってこないだろう、なんて安心していたら危ない。なにしろ、少年にフェラチオをするのが生きがいなのだから。
ジャニーズOBの告白本を読むと、北公次は入れられそうになったが、あまりに痛くて入らなかったため、それほどアナルセックスはしていない、とあった。元「ジュークボックス」のメンバーの人は一人が無理に入れられそうになったと言い、一人は口にジャニーさんのペニスを咥えろと言われたと告白していた。
フォーリーブスの一人は、女性との初体験のときに、間違ってアナルに入れてしまい、相手の女性にそれをマスコミに告白された。ジャニーさんとのアナルセックスで、それが普通だと信じてしまっていたらしい。
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匿名さん
でも、みんなジャニーのケツ穴兄弟なのか……。そう思ったら、おぞましいやらおかしいやら、複雑な感情が沸き起こってきた。そりゃ、さぞ結束も固いことだろう。僕だって、デビューしたらこんなことは絶対に秘密にして死ぬまで語らないよ。
ただ、僕はアナルセックスで女役はさせられなかった。ジャニーさんは一度も僕のアナルにペニスを入れようとしてきたことはない。というよりも、僕の体験では、ジャニーさんはセックスでイッたことがなかった。シックスナインでフェラチオをせがまれ、口で姪えても、ある程度は起つが、射精までいかなかった。
だから、ケツに入れるまでもなかったのか?
とにかく、入れられて女のように悦ぶという姿ばかりしか見ていない。それか、フェラチオしてイかせる、それがジャニーさんの趣味だった。
ああ、大部屋でみんなと一緒にフェラチオされていたころがどんなにましだったか。気に入られてしまったせいで、僕はこのオヤジの腐ったチンポを砥めなければならない。こんな不幸がデビューには必要なのか……トシちゃんよ、少年隊よ、忍者よ、男闘呼組よ、みんな本当によく我慢したよな……これだけのことに我慢したら、アイドルとしてがんばるしかないだろう。成功しなければ、自分のプライドを取り戻せない。
僕もそうだった。きっと、もうすぐデビューできるのだからと、それだけにすがり付いて、?心に耐えていたのだ。
ジャニーさんとのセックス……こんなにおぞましく汚らわしいものがこの世にあるのかと思った。ジャニーにアナルセックスするもの、されるものジャニーさんとアナルセックスをしてから、彼はさらに僕を愛人としてベタベタとかわいがってきた。僕はもうこれ以上ないと思うほどの屈辱を昧わったせいで、「なるようになれ」と自暴自棄になっていた。そうだろう? あの六十オヤジのケツにつっこんでしまったんだ、これ以上の恐怖がどこにある?
それが僕のセックス初体験でなかったことが幸いだった。僕はジャニーズに入る前に当時の彼女とたった一度だけ関係を持ったことがあった。それは本当に純な淡い体験だったから、女性の体を知り尽くしていたわけでもなかったが、その思い出ひとつがあったおかげで、かろうじて精神を持ちこたえられたのかもしれない。
僕はもう我慢できずに、ジャニーさんの直腸の中に二度めの精液を噴出した。そして、その穴からペニスを抜こうとした。
「抜いちやだめ!」
ジャニーさんはそのままの姿勢でティッシュをとり、僕のペニスにかぶせながら、上手にそれを自分の体から抜き取った。僕は急激に恐怖心が増してきた。このおじさんのケツの穴に僕のモノが……。
ジャニーさんはそのまま、僕をシャワールームにつれていき、ペニスを石鹸で洗った。そのときの顔はとても満足そうだった。イッてもいないのに、ケツに入れられただけで、あんなに興奮できるなんて信じられない。
僕は無言のまま、いろいろなもので汚れきってしまった自分のペニスを、吐き気をおさえながら見下ろしていた。
「ああ~、いいわ、ステキ、うう~ん」
完全にジャニーさんは女だった。声も数段高くなっていた。
僕は盛りのついた大のように腰を振ってやった。「ちくしょう! 早くイけ! 早くイけよ!」と心で祈りながら。そうでもしなければいつまでも続くんだろう。
でも、ジャニーさんはなかなかイかなかった。それどころか、ジャニーさんのペニスは半立ちのまま、僕のお腹の下で力なくくねっているだけだ。
ジャニーさんはその後、僕の体に腕を回して、クルリと向きを変えた。僕とジャニーさんが上下、逆になってしまったのだ。今度はジャニーさんのしわくちゃなよがった顔が、僕の眼下にくるではないか! 地獄だ!
僕はきつく目をつぶった。そして、そのまま腕立て伏せのような姿勢になった。ジャニーさんはまさにセックスの正常位の女性の位置にきて、足を大きく広げて、僕のペニスをアナルでくわえ込んでいるのである。僕はどうして良いのかわからず、そのままの姿勢で止まっていた。
すると、ジャニーさんは僕の小さなお尻を両手で抱えて、無理やりにピストン運動させようとする。しかたなく、僕は投げやりに、激しく腰を振ってみた。
僕は仰向けになったまま、身動きできずに硬直していた。それでも、激しく締め付けられたペニスには快感が与えられる。どうすればいいんだ!
「ああ~ん、ああ~ん」
そのうえ、ジャニーさんは上を向いてよがっている。ものすごく気持ちよさそうに。僕はされるがままだ。助けてくれ、誰か。
「ケツの穴を砥めるなんて!」僕は必死に目をつぶって、それに耐える。だが、知らないうちに僕の息子は元気を取り戻し、はりつめている。
そこにひんやりした感触を覚えた。何かがペニスに塗られたみたいだ。と、思った瞬問……!
「ああ~~~っ!」ジャニーさんの嬌声だ。そして、僕のペニスは口ではない何か生唾かくしめつけるものに包まれた。恐る恐る目を開けた。
「げっ! うそだろ!」
今にも叫びそうになった。ジャニーさんが僕の上に馬乗りになっているじゃないか。そして、上下運動を始めた。
まさか、ケツの穴に、僕のチンポを!
308
匿名さん
ジャニーさんは今度は、僕の足の指を一本ずつ砥めだした。本当に砥めるのが好きな男だ。僕の足はそれほどきれいに洗っていないのに、平気でおいしそうに砥めている。僕の頭の中はもうすっかり冷え切っていた。
だが、ここで抵抗するわけにもいかない。でも、僕はもうこれ以上……。
いつものように、必死でかわいいアイドルのことを想像する。キョンキョンみたいな年上もいいな、堀ちえみちゃんもかわいいな、裸になったらどんなだろう……もう必死だった。
再び、僕のペニスを姪えたジャニーさんは、今度は激しく頭部を上下する。そして、そこから舌はタマの方へと伝い、袋を口にほおばる。
「うわっ!」と心の中で叫ぶ。 タマから今度は僕の両足を持ち上げて、アナルに舌が届く。「うそだろ!」と、少年の僕は、考えも及ばなかったことに驚く
若すぎる僕は、もうその時点で発射してしまった。
「あ~ん バカ、ダメー もう一度!」ジャニーさんは完全に女言葉になっていた。
射精し、いっきに夢から覚めた僕には、その声は鳥肌が立つほどおぞましい声に聞こえた。
306
匿名さん
先から透明な液体をしたたらせてビンビンに勃起した若いペニスに、ジャニーさんのナメクジのような舌が這う。もう何千本の若いペニスを姪えたことだろう、その舌は、少年の弱みを知り尽くしている。
ペニスの裏筋をチョロチョロと砥められた僕は、たまらずに「あ……」と声をあげる。
「本当に感じやすいんだからあ」と、女のような声をあげるジャニーさん。
みだらな音をたてて、僕のペニスをずっぽりと姪える。
「あ、もう……」
305
匿名さん
いつまでもしつこく僕の乳首に吸い付いている。指は僕のペニスを同時に上下し、僕はいつものように意に反して勃起した。乳首は男でも感じてしまうのか。我慢ができなかった。
ジャニーさんは勃起を確かめてから、唇を腹の方へと這わせていった。
十五歳の僕の腹筋は蛇腹のように波打って、硬くしまり、特にジャニーさんのお気に入りだった。
「YOU、きれいなおなかだね」と、ジャニーさんは褒めながら、舌を下腹部まで持ってきた。
あえて正直に言えば、そのときにはジャニーさんの舌を待っていたかもしれない。心とは裏腹に僕の体はジャニーさんの舌技に慣れてきてしまったのだ。
304
匿名さん
僕はジャニーとセックスをした
それはテレビに出演させてもらった直後に始まった。
僕たちはいつでもジャニーさんの慰み者だった。僕たちに拒否権はない。ただ、されるがままだった。テレビ出演をして、僕はちょっと顔が知られるようになり、自分でも舞い上がって、芸能人気分に浸っていた。学校でもタレント扱い。レッスン場でもファンの子にかこまれるようになった。
その直後に行った合宿所で、僕はまたジャニーさんに風呂に入れられた。その時はたった1人だ
ったため、いやな予感はしていた。
風呂つきの大部屋の鍵を閉め、誰も侵入できなくされた。「やられるな」と思った。またフェラチオか、と思った。だが、その夜は違った。
いつものように、僕の体中をジャニーさんが砥めまわす。舌をからませた激しいキスをし、僕は吐き気を我慢する。僕の小さな乳首がジャニーさんの舌によって転がされた。「こんなことは女がやられることじゃないのかよ」と思いながら、くすぐったさに身をよじった。
303
匿名さん
そしてこの僕は、そのさくら隊の予備軍としてその後ろで笑っていただけの存在だった。それでも、テレビ画面には僕の笑顔が映し出されていた。
大先輩である豊川誕は、自著『ひとりぽっちの旅立ち』(鹿砦社刊)でこう書いていた。「ジャニ~さんに拾われて一週間の間、毎晩、ジヤニ~さんの夜のお供をし、それに耐えていた。おかげで、何の下積みもなくいきなりフォーリ~ブスの地方公演の舞台にゲストとしてあがることができたのだ」僕もきっと彼と同じ道をたどっていたに違いない。そして、深みにはまり、後戻りできないところまで追いこめられてしまったのだ。
その番組では、今では笑ってしまうような企画があった。何を血迷ったか、ジャニーズは当時
事務所から初の演歌歌手を売り出そうと考えていたのである。その子は友田くんといって、今ではジヤニーズであったことも抹殺されてしまったOBの一人だ。もちろん、ジヤニーさんがデビューさせようとしていたのだが。「さくら隊」には六、七人ほどのジュニアがいたが、彼らはたった三ヵ月あまりで姿を消した。完全な企画倒れだった。