“ピタゴラ装置”は撮影後全て解体、再利用しない『ピタゴラスイッチ』制作の気概

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匿名さん

そうなんだー 次回から観る目変わるわ
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匿名さん



“ピタゴラ装置”は撮影後全て解体、再利用しない『ピタゴラスイッチ』制作の気概

2002年放送開始以来、Eテレの中でも異彩を放っている『ピタゴラスイッチ』。番組対象年齢は4〜6歳児とされているが大人のファンも数多く、世界の優れた子ども番組として多くの国際コンクールでも受賞している。“ピタゴラ装置”を区切りに次々とコーナーが展開される同番組は、Eテレに新風を巻き起こした。その後も新コーナーを生み出し続ける同番組の制作の舞台裏を聞いた。
あの見事なからくりの連続を視聴者に届けるまでは、装置の制作自体もそうだが、撮影も困難を極める。例えば、1個80%の成功率の装置を5個つなげると、80%の80%…と確率が下がっていく。結果1テイクでOKになることは、まずない。最多で146テイクかかったものもある。

「NHKの大きなスタジオを4日間くらい借りて、最初の3日で制作し、1日かけて撮影するんです。最終日の撮影がうまくいかなければ、3日間制作したピタゴラ装置は解体してしまいます。簡単で単純な機構をつくればもちろん成功しますが、見ている人が、うまくいくかワクワクハラハラできる緊張感を出さなければいけないというハードルがあります」
4日目の撮影時には照明をたき、装置の砂や紙などの微かな音も録音するため、窓やドアを閉める。すると、制作時とは湿度や温度が変わり、レールや玉が今までと違う動きをするため、それを見越して調整しておかなければならない。

「最終日は1日で撮りきらなければいけないので、時間との戦いです。成功するかわからないものを何十回も撮るんですが、やっと装置が上手くいっても、カメラワークがちょっと先行したり、遅れたりしてもやり直しです。なかなかOKテイクが出ず、かつては朝の5時までかかったこともありましたね。ドアの向こうに次の番組の大道具のスタッフがジリジリと待機しているという切羽詰まった状況もありました」
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