ニュースサイト「しらべぇ」が「視聴者が不快に思う芸能人」調査を実施。お馴染みの「嫌われタレント」が並ぶなか、「EXILE軍団」も入っていたそう。また、メンバーが総出演する映画の公開が迫っているが、注目度が低いそう
ニュースサイト「しらべぇ」が「視聴者が不快に思う芸能人」調査を行った。20代~60代の男女1,117名を対象に調査を実施したそうだが、その中に「EXILE、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」が入っていた。
和田アキ子や矢口真里などお馴染みの「嫌われタレント」が並ぶ中、「EXILE軍団」がしっかりランクインされている。以前から「田舎のヤンキー」「暑苦しい」「ドラマにもたくさん出るけど演技が……」など水面下で叩かれてきたEXILEだが、こうしたアンケートでも上位に上ってしまう水域にまで達してきたようだ。
EXILEの「凋落」を思わせる出来事は枚挙に暇がない。メンバー総出演のサントリービール「ザ・モルツ」の売上げが芳しくない、CDセールスでは「弟分」であるはずの三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのほうが売上が大きいという“逆転現象”が起きたりもしたが、このへんはまだカワイイ方だ。
昨年11月、JR名古屋駅のホームで、EXILEのメンバーが新幹線を待つ列に我が物顔で“横入り”したと一般女性が自身のTwitterでツイート。「SPに離れて下さいと言われ後ろに追いやられました」と当時の状況を説明し、これが大炎上。「がっかり」「非常識」とEXILEや周囲のスタッフに対する失望のコメントや、「私も新大阪でやられたことがある」という類似の体験談、「みんながみんなファンだと思ってるのかな」など、嘲笑のコメントも相次いだ。
この話にはまだ続きがある。こうした騒動が持ち上がった中、JR西日本「大阪環状線改造プロジェクト」とコラボし、キャンペーン「つながる19、ひろがるLOOP」を開始。 東京の山手線と同じく、大阪の19駅をひとつなぎで結ぶ環状線と、EXILEの“仲間”イメージの親和性はわかるが、その「列車」で暴挙をしたという情報の中では、あまりにタイミングが悪かったといえよう3002
そして、今年はEXILEにとってさらに「心配」な催しがある。メンバーが総出演する映画『HiGH&LOW THE MOVIE』が7月に公開を迎えるのだ。
この映画、窪田正孝や林遣都、ゴールデンボンバーに加え、井浦新や豊原功補などの追加キャストも発表されるなど超豪華な布陣なのだが、昨年の深夜ドラマ放送の段階でまったく注目されておらず、映画への注目度も極めて低い。「え、そんなのあったのか」という印象だ。
さらに、公開の7月は夏休みということで「子ども映画」が目白押し。ディズニー・ピクサーの最新作『ファインディング・ドリー』や『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z 「ボルケニオンと機巧のマギアナ」』など“ヒット確実”のコンテンツが待ち構えている。そんな中でヤンキーのバトル映画風である『HiGH&LOW』の注目度が上がろうはずもないだろう。今年もどうやら受難の年のようだ。
いよいよ追い詰められてきた感のあるEXILE。以前のような「アーティスト路線」に戻ってほしいと願うファンも多いが、果たして。