元タレントの木下優樹菜さん(33)が28日、インターネット上で脅され精神的苦痛を受けたとして、東京都のタピオカドリンク店の店長が木下さんに1000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は27日、「脅迫行為に当たる」と認め、木下さんに40万円の支払いを命じたことについて、自身の公式YouTubeで謝罪した。
冒頭に頭を下げた木下さん。今回の報道について「判決が出ました。今回、自分のしてしまったことが、脅迫という結果になり、それを真摯に受け止めています」と涙ながらに語った。
「本当に嫌な思いをさせてしまった相手の方、不快な気持ちにさせてしまったみなさん、本当に申し訳ございませんでした」と再び頭を下げた。
「この2年間、自分自身を見つめ直した2年にもなり、私は元々、言葉を人に伝えたりすることがすごく瞬発的にストレートに物事を発してしまったり、あまり考えずに思っていることを言ってしまう性格でもありました。ただ、視聴者のみなさまにウケていたという自負もあったことが、私は今回の件で自分自身が発したことが、こんなにも重く、大きなことになると、この2年間、痛感しました」と明かし、「本当に、本当に申し訳ございませんでした」と言葉に詰まりながらも謝罪の言葉を述べた。
「自分のしてしまったことには、背景が理由だったり、言い訳がましく思わせてしまったり、嫌な気持ちにさせてしまったりすると思うので、今回は本当に謝罪をしたく、やっと2年を経て、自分の口から謝ることができるようになり、今回動画を撮らせていただいてます」と、YouTubeで謝罪動画を上げた理由を語った。
「こんな私でも、ファンの方や、この2年間ずっと待ってくれていたみんなが色んな形で、励ましてもらっていた日々でもありました。私は人を笑わせたり、私で笑ってくれたり、喜んでくれたりするのがすごく大好きで、たくさん何ができるかなと考えても、私にはやっぱりみんなの前に立って、仕事がしたいという気持ちがやっぱりすごく強くて、この2年間、いろんな仕事も考えましたけど、この仕事しかできないと思いました。この何もできなかった2年間、子供たちにもすごい支えてもらって、母親として、悪いことは悪いと認め、謝ることを娘たちに恥ずかしくないように生きたいと思いました。改めて、嫌な気持ちにさせてしまったみなさん、申し訳ございませんでした」と胸の内を赤裸々に語った。
また「娘たちのためにも、働きたい、働かなきゃいけないし、私も頑張りたいので、これからも、また一から活動させていただきたく思います。これからもよろしくお願いします」と芸能活動の再開へ意欲を見せた。
「この度は本当に本当に申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げて締めた。