働く女性の増加で解消される「M字カーブ」、改善されない男女格差

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匿名さん



https://otekomachi.yomiuri.co.jp/workstyle/20220704-OKT8T344990/
さて、このL字カーブ、専門家にいわせると、「極めて特殊」な形であるようです。就業率が増えていて、正規雇用率が年齢とともに下がるということは、逆から見れば、年齢とともに非正規で働く人が増えることを意味します。

「他の先進国では、女性の非正規雇用労働者の割合は、中年期に低下する男性と同じ形を描くのに、日本の女性の場合は年齢とともに上昇する。だから特殊なんです」と亜細亜大学の権丈英子教授(労働経済学、社会保障論)が説明します。

ここでもう一つ図表を見てみましょう。日本の非正規雇用比率を男女別・年齢階層別に見たグラフです。男性の場合、非正規雇用の割合が多いのは若年期と高齢期で、中年期は正規雇用が主流であるのに対して、女性は年齢とともに非正規雇用割合が上昇しているのがわかります。権丈教授はこの図を「胃袋型」と呼んでいますが、まさに胃袋の形をしています。
こうして見てくると、〈1〉労働時間や勤務場所の選択肢を増やし、正社員の働き方をもっと柔軟にする〈2〉正規と非正規の不合理な格差をなくし、非正規雇用の待遇を改善する――といった政策が必要なことがわかります。出産のほか、現実問題として育児や介護などの家庭責任を担いがちな女性が働き続けることができ、また、再就職する場合も不利にならない労働環境を早急に作ることが求められています。
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