TAGSTOCK1/iStock/Thinkstock少子化問題が叫ばれて久しい。理由はさまざまあるが、男女ともに「結婚や出産への意識の変化」も大きな要因と考えられる。そんな時代であるが、「将来、絶対…
少子化問題が叫ばれて久しい。理由はさまざまあるが、男女ともに「結婚や出産への意識の変化」も大きな要因と考えられる。
そんな時代であるが、「将来、絶対に子供がほしい」と考えている人はどれほどいるのか。しらべぇ編集部では、全国20代~40代で子供を持たない未既婚の男女588名に調査をしてみることに。
■「絶対にほしい」は3割以下
もっとも高い20代でも3割以下。最近は芸能界など40代での初産も報じられるが、やはり歳を重ねるごとに割合が下がり、40代では2割を切る。
しかし、男女差を見るともう少し複雑な問題であることがわかるだろう。
■2、30代男女の意識差が顕著
男性はどの年代もほとんど差はなく約2割。微差だが40代がもっとも高くなる。しかし、女性は2、30代が3~4割なのに対して40代では一気に下がる。妊娠の可能性については、女性自身がよく知っているからだろう。
問題は、とくに2、30代における男女の意識差。女性が「絶対子供がほしいから早いうちに結婚したい」と望んでも、同世代の男性の8割はそれほど子供を望んでいない。
逆にわずかながら男性も子供がほしくなる40代では男女差が逆転し、まだ子供を持たない同世代女性の9割近くが「絶対にほしい」とは考えなくなる。
2~30代のうちにカップルが将来設計について話し合う機会を持つこと、少なくともこうした意識差があることについては知っておいたほうがいいだろう。