IQ130超「ギフテッド」女性が小学校の担任に嫌われた切ない理由 

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匿名さん

私も小学校の頃から論理的なロジカルシンキングが出来る子だったから、凡人からはよく嫉妬された
頭が良すぎるのも考えものだよね
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匿名さん



IQ130超「ギフテッド」女性が小学校の担任に嫌われた切ない理由 「人の感情を“データ”で理解しようと…」 | AERA dot. (アエラドット)

ギフテッドと呼ばれる人たちがいる。高い知性や能力を発揮する一方で、発達の偏りや気性の激しさなど、さまざまな困難を抱えるケースも多い。好評発売中の書籍『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人…
「小学生のうちは、授業の内容は何でもわかってしまうので、いつも挙手していました。最初のうちは先生からかわいがられたけど、一カ月もしないうちに目の敵にされるようになり、『できる人は黙ってなさい!』と言われて……。クラスの誰もわからない内容を私だけがわかったので、先生のペースが乱れたのだと思います。そんな態度を見ているうちに、周囲の子も私に冷たくなっていきました。決定打になったのが、クラスの子の上履きが隠された事件。私が犯人だと先生に決めつけられてしまったんです」

その他にも、人間関係での小さなつまずきが絶えなかった。例えば、先生や周囲の友達が間違った意味で言葉を使うたびに、良かれと思ってそれを訂正していた。「自分が知っているなら、正確なことを相手に伝えないといけない」という、感情よりも合理性を尊重する気質ゆえの行動だった。

周囲よりできるのに愛されない。かと思えば、自分が得意ではない音楽の担当の先生からはかわいがられた。良い成績を出している私よりも、悪い成績を出している私のほうが大人は好きなのかな……そう思うような経験を重ねるうちに、MIOさんは「人間という存在」を学ぶために、映画をたくさん見るようになった。

「人の感情を『データで理解しよう』と考えたんです。私にとって映画は、いろいろな登場人物からさまざまな考え方のパターンが学べる存在でした。映画を見ながら、『どうしたら人が喜ぶか』とか『どういう人が素晴らしいとされるのか』などの情報を頭の中にインプットしていきました」

MIOさんの場合はギフテッドゆえの気質だけでなく、家庭環境も思考や振る舞いに影響を及ぼしていた。というのも、両親は上昇志向の強いタイプで、MIOさんに「立派な人間になれ」と常に期待していたのだ。

だからこそ、学校でつらいことがあっても、両親にはなかなか相談できなかった。「周囲と打ち解けられない」と話すと、「周囲から人気のない子だ」と思われるような気がしたからだ。集団無視や上履きを隠されるなどのいじめを受けた際は、さすがに両親も気づいたが、「原因はあなたの成績がいいことだ。だから、愚かな人たちは放っておきなさい」といった、解決にはならない助言しかもらえなかった。

「普通、子どもは『頭脳』と『心』を交互に行き来することで育っていくものだと思うのですが、私の場合は『頭脳』だけが最初からあって、しかも『心』があまり育たない環境にいました。それが悪いように作用していったのだと思います。親にとっての理想の自分になろうとしたり、周囲に好かれようとして偽りの自分を演じるうちに、だんだんと“本当の自分”がわからなくなっていきました」
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