500人の男女に、最も歌が上手い男性歌手は誰かというアンケートをとった。1位は小田和正で、「パワフルで美しくて心に響く」などの意見が寄せられた。2位は平井堅、3位は久保田利伸、4位は鈴木雅之、5位は玉置浩二と続いた
たとえファンじゃなくても、「この人は本当に歌がうまいなー」と心奪われるミュージシャンが、あなたにも何人かいるはずです。
そこで今回は全国に住む500人の男女に「男性歌手のうち、誰が最も歌が上手いと思いますか?」と聞きました。
その結果をランキング形式で紹介します。あなたの好きなアーティストはランクインしているでしょうか。ぜひともチェックしてみてくださいね。
■第5位:玉置浩二(31票)
第5位は、プライベートでは何かとお騒がせですが、歌唱力では同業者からも圧倒的な支持を得るミュージシャン・玉置浩二。
以前に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ系)で、音響スタッフ、ミキサー、ボイストレーナーなど、音楽業界の関係者200人に「一番歌が上手い歌手は?」と質問したところ、圧巻の第1位に。
『VenusTap』の調査でも、「オーケストラとの共演はまさに鳥肌物」、「疑いなく日本一」という声が集まっていました。
■第4位:鈴木雅之(32票)
玉置浩二をわずかな差で抑えた第4位は鈴木雅之。1980年にシャネルズ(後にラッツ&スターと改名)でデビューしてから今に至るまで、圧倒的な歌唱力で多くのファンを魅了してきたシンガーです。
2015年にリリースしたベストアルバム『ALL TIME BEST ~Martini Dictionary~』は、シャネルズ、ラッツ&スターからソロまで、35年間の全時代の曲を完全網羅した作品。オリコンではデイリーランキング1位に輝きました。
大ヒット曲『恋人』に代表されるように“ラブソングの王様”とも言われる鈴木雅之。今後、どんなラブソングを歌ってくれるのか楽しみですね。
■第3位:久保田利伸(42票)
第3位は日本におけるブラックミュージックの第一人者、久保田利伸がランクインしました。
「日本人じゃないみたい」、「ライブを聞けば、一番上手いと分かる」など評価の声もたくさん。
Mr. Childrenの桜井和寿がボーカルを務めるBank Bandのライブに久保田利伸がゲスト出演したとき、「もうすげぇぞ、その声はどこまででも伸びて飛んでいくからね」と桜井が観客に紹介していました。
ちなみに上述の『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ系)の音楽のプロによるランキングでも、第2位に輝いています。
■第2位:平井堅(50票)
第2位は平井堅。1992年にレコード会社が実施した「Sony Music Entertainment Audition -Breath-」に応募、7,500人の中からファイナリストに入賞。翌1993年にはSony Recordsと契約し、作詞・作曲活動をスタートしました。
長い苦節の時期を経て、2000年8月にリリースした『楽園』が大ヒット。実は「これが売れなければ契約打ち切り」と言われていたそうです。
「あの歌声は奇跡」、「アカペラで聴いても感動する」などの声もありました。ライブではアカペラを惜しみなく披露する平井堅。圧倒的な歌唱力があってからこそなせる技ですね。
■第1位:小田和正(59票)
数々のビッグネームを抑えて第1位に輝いた「本当に歌が上手いと思う」男性歌手は、小田和正。
1969年にオフコースを結成、『さよなら』、『君が、嘘を、ついた』などのヒットを飛ばします。
1989年にオフコースは解散、その後ソロ活動を本格化させ、『ラブ・ストーリーは突然に』、『伝えたいことがあるんだ』など、数々の大ヒット曲を生み出しました。
「あの透明感のある声は、もはや人間国宝」、「パワフルで美しくて心に響く」などという意見が集まり、見事1位に輝きました。
以上、「歌が本当に上手いと思う男性歌手」ランキングを紹介しました。
ちなみに6位は同率で、桑田佳祐とEXILEのATSUSHI(各30票)、8位はB’zの稲葉浩志(29票)という結果に。上位にランクインしたメンバーをあらためて眺めてみると、納得の豪華メンバーですね。