今月14日未明、今年の12月31日をもって解散することを発表した国民的アイドルグループ・SMAP。今年1月から解散騒動は報じられていたものの、なんとか落ち着いたかと思われていた矢先の決定だけに、ファン...
■SMAP解散報道にファンは様々な動きを見せる
今年1月の解散騒動の際には、SMAPの大ヒットシングル『世界に一つだけの花』の購買がファンの間で呼びかけられ、1月22日付のオリコンデイリーチャートで1位を獲得。そのおかげかはさておき、SMAPメンバーが『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)内で謝罪し騒動も沈静化するなど、ある程度の効果を上げてきたファンの運動。
今回の解散決定を受けて、ファンたちは再び『世界に一つだけの花』購買運動を展開。今月29日付の週間ランキングで同シングルが5位になるなどその活動は広がりを見せている。この平和な活動だけをしてくれていれば何も問題はないのだが、なにしろ今回は1月とは違い正式に解散が決定しているという状況。これを重く見たとあるファンが、なんと「内閣府にメッセージを送ろう」と呼び掛けているのだ。
■「日本国民として意見要望」
今月19日、「今回のSMAP解散騒動、日本国民として意見要望を書いても良いのではないでしょうか」というメッセージと共に、首相官邸への意見募集ページと東京都への意見募集ページへのリンクが張られたツイートが投稿される。
するとファンからは「内閣府に書き込みしてきました」「東京都にメッセージしてきました」と続々と返信が寄せられはじめる。なかには「内閣府へのメッセージ。一部分です」と自らが投稿した官邸への意見のスクリーンショットを公開するファンも現れるなど、この運動に参加するファンは一定数存在するようだ。
しかし、「さすがに内閣府は関係なくないか?」「意味不明すぎるんだが」「迷惑だからやめて」「SMAPファンがみんなあんな風だと思われたらこまるんだけど」と批判の声も当然続出。1月の国会で安倍総理がSMAPの存続について質問され、答弁したという出来事もあったが「あれでやばいファンを調子づかせちゃったな」「そもそも国会でそんなこと聞くかよ?」と、当時も批判が上がった出来事が思い出されている。
風当たりの強い「内閣府への意見」運動だが、当人たちは先日のツイートのリンクから東京都への意見募集ページに飛べないことが判明すると「外から操作されてる感否めない」などとかなりとんちんかんで強気な態度を見せており、特に批判を気にする様子もないようだ。