間違いなく“勝ち組”の筆頭は、世間の評判通り、中居正広となりそうだ。
「中居さんはレギュラー番組を多数持っていますし、『SMAP』の冠がつかない番組も多いので、なんの問題もないでしょう。彼は、ダウンタウンの松本人志さんや、とんねるずの石橋貴明さんらの大御所芸人だけでなく、アンジャッシュの児嶋一哉さんやスピードワゴンの小沢一敬さんら中堅芸人さんたちとも麻雀仲間なんです。そうした交友関係が番組に好影響をもたらしているので、数字がいいんです。歌の仕事は本人もしないでしょうが、ドラマの話は、すでにTBSで上がっているそうですよ。やはりスタッフの信頼が厚いので、もし移籍しても、仕事に影響はないのでは」(ドラマスタッフ)
次に“勝ち組”になりそうなのは、意外だが稲垣吾郎だという。
「稲垣さんはドラマも映画も、番手を落とすことで、仕事のオファーが増えました。今後も、脇役としてのオファーは相当あると思いますよ。また、Kis-My-Ft2玉森裕太主演の『信長のシェフ』(テレビ朝日系)に“バーター”で出るくらいですから、キャスティングしやすい。バラエティでは『ゴロウ・デラックス』(TBS系)のように、彼のキャラを生かすような番組もできますし、なんといってもワインの仕事がありますからね。彼は意外と後輩から慕われていて、イジりもOKなので、すでにあるバラエティのプロデューサーは、彼に新番組のオファーを出そうとしているみたいですよ」(芸能事務所関係者)
稲垣同様に、仕事の幅が広がるといわれているのが、草なぎ剛だという。
「彼はMCやバラエティ、ドラマはもちろん、舞台の評価も高いんです。なので、今後は舞台の仕事が増えそうですよ。連続ドラマは『スペシャリスト』(テレビ朝日系)が来年の夏以降にありそうです。うちも東映も、平均で12.6%を取った番組の続編をやらないわけはないですからね」(テレビ朝日関係者)
一方で、表舞台から姿を消すのではといわれているのが、香取慎吾だ。
「彼は『とにかく、仕事はしばらくセーブしたい』と漏らしているようです。彼は絵を描くのも好きなので、今後はとんねるずの木梨憲武さんや嵐の大野智クンのように、そっち系の仕事をしたいようですよ」(スポーツ紙記者)
そして、ただ一人“負け組”となりそうなのが、今回の騒動の元凶ともいわれる木村拓哉だ。
「本人は、今後は映画の路線で仕事をしたいようですが、来年公開される三池崇史監督の『無限の住人』が、どう評価されるかでしょうね。来年は、ジャニーズ内でも大作の公開が控えています。映画の番宣で後輩の番組に出ることもあるとは思うのですが、これまであまり共演してない分、みんな絡みにくいと思うんですよね。そこがどうなるかです。事務所内では、すでに後輩から“共演NG”の声も上がっているみたいですよ」(スポーツ紙記者)