AVデビューする坂口杏里について「週刊新潮」が報じている。6月ごろ、渋谷の風俗店で「現役芸能人」という触れ込みで働いていたそう。「1回30万円という値段設定が高すぎ、あまり客はつかなかった」と関係者
2013年に57歳の若さで急逝した坂口良子は、愛娘、坂口杏里(25)の将来を最後まで心配していたという。この度、AVへの出演が決まった杏里の転機は、2014年秋。主演映画「ハニー・フラッパーズ」の出演陣と共に参加したホストクラブグループ主催のイベントで、あるホストと連絡先を交換したことだった。「遺産は3年で使い果たした」(芸能事務所関係者)という彼女の、転落の軌跡を追う。
主演映画で杏里が演じたのはキャバクラ嬢だった。そこでヒントを得たか、映画の公開後から六本木のキャバクラで働きはじめた。その当時の同僚が言う。
「1カ月くらい在籍してました。去年、テレビの『有吉反省会』で“2日間働いて、お金というより人生経験”って言ってたけどウソ。事務所に内緒とかで、お客さんに“坂口杏里に似てない?”と聞かれても“違います”と否定していました。激やせしてたから、それで通じたっていうか。接客スタイルはぶっ飛んだキャラ。辞めたあとも時々スポットで入ってましたよ」
さて身を持ち崩した末に、今年6月ごろ、渋谷の風俗店でも働いていた。
「杏里のホストクラブ通いの仲間のなかには地方の風俗で働いて、金が貯まると東京で遊ぶ、いわゆる“出稼ぎ”をする子が多かったので、風俗への抵抗感は少なかったと思います」
と同じ知人が言えば、風俗業界関係者は、
「高級デリヘルで“誰もが知る現役芸能人”という触れこみでしたが、1回30万円という値段設定が高すぎ、あまり客はつかなかった」
だが、実はそれよりだいぶ前から、AV転身への道筋はつけられていたのだ。
■“てっとり早く稼ぐ方法”
やはり14年10月のこと。
「ロゼガールズフェスティバルというイベントが始まって、大物モデルが出るはずが、蓋を開けてみれば名が知られたタレントは杏里だけ。結果、彼女がMCに抜擢され、杏里はイベントを仕掛けたHという男と関わりを持った。Hは“杏里が手っ取り早く稼ぐ方法を探している”と話していたので、僕はMUTEKIの人間を紹介したんです」
そう語るのはAV業界関係者。MUTEKIとは10月1日に杏里のAVを発売するメーカーである。
「14年末、“杏里がホスト遊びの借金で首が回らなくなるのは時間の問題”との話でした。そこでHは杏里への口説きを本格化し、AVプロダクション“ティーパワーズ”の関係者に彼女を紹介した。それが去年の夏。その時点では、杏里は芸能事務所アヴィラに所属していたから、すぐにAVは撮れない。杏里に事務所を辞めるように説得するなどして、徐々に外堀を埋めていったのです」(同)
アヴィラに聞くと、
「契約は3月末に切れていますが、坂口本人の意向で契約を延長しないと決まった。露出が増えはじめた時期なので、もったいないなと思っていました」