'16年5月1日、10周年の東京ドームコンサートをもって、『充電期間』に入っているKAT-TUN。音楽活動こそないものの、バラエティー番組などで活躍。ひとまわり以上大きくなった彼らが、ついに活動再開するという。しかし、再始動の先には、暗雲が立ち込めていて―。
'16年3月に、田口淳之介が脱退し、同年5月から無期限の“充電期間”に入っているKAT-TUN。
「当初の6人からメンバーが半分になってしまいました。これではファンに申し訳がつかないということで、ケジメの意味で休止期間を設けたとのちに中丸さんが明かしています」(芸能プロ関係者)
ジャニーズでは異色の不良っぽさが売りで、一時は“ポストSMAP”とも呼ばれたほどだったのに、メンバーの度重なる離脱で勢いが下火に。そんな中、ついに活動休止になってしまったわけだが……。
実はこの4月、復活の狼煙が上がるという。
「日本テレビ系で土曜の夜に放送されているドラマ枠が、午後9時台から午後10時台に引っ越します。その第1弾に亀梨さんの主演が内定。ヒロインに武井咲さん、大泉洋さんらの名前も……」(前出・テレビ誌ライター)
この主題歌として選ばれたのが、KAT-TUNの“復活ソング”だというのだ。
「3人でのシングル発売は今回が初めて。ドラマ撮影が終わった夏ごろからは、東京ドームなどでのコンサートを予定しているそうです」(レコード会社関係者)
約1年の充電期間を経て、蓄えたパワーを放電し始めるKAT-TUN。だが、こんな不安の声もある。
「亀梨さんは昨年末、一部で深田恭子さんとの熱愛報道がありました。“充電期間なのに、何をしているの!”というファンも多かったそうです。ケジメの意味の休止ならなおのこと、反感は大きいでしょう」(芸能ジャーナリストの佐々木博之氏)
しかも、不安はそれだけではない。
「もうひとつは昨年、デビュー10周年という、ファンが応援したいアニバーサリーイヤーにメンバーの脱退や活動休止を発表してしまったこと。ファンが離れるタイミングになってしまったともいえます」(前出・佐々木氏)
これまでにも絶望を味わうことが多かったファンたち。めでたい年にまで悲嘆に暮れなくてはならないのでは、耐えられない人も出てしまう。
「また、中丸と上田は嵐の松本潤や二宮和也らと同い年。そのわりに、グループとしても個人としても活動が少なくなってしまっています。今回の1年間のブランクが、吉と出るか凶と出るか……」(前出・佐々木氏)
しかし、最近、女性ファッション誌のインタビューで、上田はこんな発言をしていた。
《KAT-TUNを早く再開させたい》
そう、何より復活を望んでいるのは彼ら3人。個人活動によってさらに成長したことで、新たな魅力にあふれたKAT-TUNを見せてくれることだろう。