こんなマンガみたいな御仁が、本当にいるのだ。美女を抱くためだけに、これまで30億円 - Yahoo!ニュース(現代ビジネス)
■カネは女のためにある
私は75歳のバツ2。子どももいない「種なしスイカ」で、独身生活を愛犬の「イブ」と一緒に謳歌しております。
14歳で筆おろしをしてもらってから60年以上、美女とセックスすることだけを考えてきたのですから、新年を迎えたからといって急に聖人君子になれるワケがありません。これまでカネを稼いできたのは、美女と付き合うため。その信念がまた一つ年を重ねたからといって、いささかも揺らぐことはないのです。
本誌にこう豪語するのは、和歌山で不動産業や金融業などを営んできた野崎幸助氏(75歳)だ。様々なビジネスで巨額の資産を蓄え、そのカネで数々の美女をモノにしてきた野崎氏の半生を綴った『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』(講談社+α文庫)が発刊され、話題になっている。
「いい女とセックスするためだけにカネを稼いできた」と語る野崎氏は75歳の現在も「現役バリバリ」。果たして年末年始はどんな美女との逢瀬を楽しんでいたのだろうか。
年末は恋人の美紀ちゃんと一緒に年を越しました。美紀ちゃんは昨年秋に私が銀座でナンパした元モデルの美女。身長は170cmと、私より10cm以上も高く、20代半ばで私好みのボン・キュッ・ボンのダイナマイトバディですが、心優しい大和撫子です。
美女を見れば声を掛けたくなるのが私の性分で「ヘイ、ハッピー・オーラ、ハッピー・エレガント、ハッピー・ナイスバディ。私とお付き合いしませんか、食事しませんか」と声をかけ、名刺を渡すのです。「付き合ってくれたら30万円のお小遣いもお渡しします」と加えると、意外と受け取ってもらえるものです。
相手にされなくてもめげません。「まさか」があるのが人生で、美紀ちゃんもその「まさか」の一人です。
美紀ちゃんには年の瀬に羽田から私の住む南紀白浜に飛んでもらい、自宅で吉兆の特製のおせち料理や、勝浦の有名ホテルのお重に二人で舌鼓を打ちました。お重から黄金色に輝く数の子を箸に取って「美紀ちゃんのアソコはこんな感じだよね」なんて言うと「全く助平なんだからぁ」って呆れられちゃいました。
■バイアグラには頼らない
でも実はこれはマヌケな冗談ではないのです。女性器の奥に無数の凹凸がある「数の子天井」なる秘宝を所有している女性はいるもので、美紀ちゃんもその一人であります。これまで私は4000人以上の女性とお付き合いをしてきましたが、素晴らしい身体の持ち主とセックスできれば、60代でも70代になっても元気になれるんです。
よく「バイアグラとか使われるんですか? と聞かれることがありますが、私はクスリなんかに頼らなくてもちゃんと勃起します。私にとって元気の源は、女性の愛液なのです。「古女房とでは……」と思う方々の気持ちもわかりますが、「長生きをしたかったらとにかくセックスに励みなさい」と言いたくなります。
「どうやってそんなに女性に出会うのか」とよく聞かれます。美紀ちゃんの時のようにナンパをすることもあるし、銀座や新地(大阪)のホステスさんとお付き合いする場合もありますが、最近は交際クラブに登録して女性を紹介してもらうことが多くなりました。
交際クラブによって異なりますが、なかには入会金が50万円とか100万円とかいう高級なところもあります。そこから「社長、いい娘がいますけど会ってみませんか」と連絡が来て、モデルや女優の卵など、20~30歳手前くらいのかわいい女の子と会うことができるのです。
お互いに気に入れば食事をし、一夜を共にするかどうかも自由。クラブ側はノータッチです。
ナンパは今もバリバリやっています。もちろん、ただ声をかけただけでは相手にしてもらえません。いかに相手を気遣っているかがわかるようにしないとね。
実は私は食べ物にはあまり興味がないのですが、女性のためを思って、自分で選んだ銀座の高級天ぷら屋やお寿司屋に連れていきます。食事まで行ってもらえたら、「食事のお礼にブランド物のバッグでもプレゼントしたいけど、あいにく今日は夜も遅いから、今度自分で買ってくれますか。30万円あればいいかな? とカネを渡します。
さらに「一生に一度の思い出として、キミのような素敵な方と一晩共にさせてくれませんか」と誘いかけるのです。
一晩に30万円という金額は高いと思うでしょうか。たとえばホステスをモノにしようとすれば、一回のクラブ通いで10万円なんてアッという間に飛んでいきます。店によっては「特攻隊」と呼ばれる、客と寝るためのホステスも用意されていますが、私はそういう女性と遊びたいとは思わない。
3回クラブに通って同意した女の子と一夜を共にした、と考えれば、30万円は適正価格だと思います。
なにしろ生まれてこのかた、若い女性とセックスをするために大金を稼いできましたから、人と多少感覚が違うところはあるかもしれません。