仲が悪いコンビ芸人が減少 その要因と“仲の良さ”がもたらした変化とは?

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匿名さん

仲が良いにこしたことはない
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匿名さん

さまーず 好き 笑
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匿名さん


仲が悪いコンビ芸人が減少 その要因と“仲の良さ”がもたらした変化とは?

お笑いコンビといえば、一昔前までプライベートは“仲が悪い”というイメージが普通で、ダウンタウンやとんねるずなど、黄金期の世代には常に不仲説がつきまとっていた。しかし近年ではバナナマンやおぎやはぎなど、仲の良さをアピールする芸人も多く、トークバラエティ『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、「相(愛)方大好き芸人」の企画もヒット。“仕事上のパートナー”という割り切った関係性が主流だったお笑いシーンで、なぜこのような変化が生まれたのだろうか?
■さまぁ~ずら“東京芸人”の躍進でお笑い界の環境に変化

 「仕事の現場以外で会う必要はない」、「お互いが何をしているか知らない方がトークが盛り上がる」などの考えのもと、相方とはあくまで“仕事上のパートナー”という割り切った関係性を築いてきたのは大阪のお笑い芸人たちだ。厳しい師弟関係をはじめ、吉本興業であればNSCなどの上下関係の中で芸を磨き、彼らの誰もがいつか努力が実を結ぶ日が来ることを夢見て精進を続けてきた。これらの風潮は先輩から後輩へと引き継がれていたと思われる。

 とんねるずやウッチャンナンチャンなどの例外はあるが、コンビ芸人は仲が悪いというイメージが根付いていた頃は、関西発の芸人がテレビなどで活躍することが多かった。一方で、いわゆる東京芸人には、さまぁ~ず、バナナマン、キャイ~ン、おぎやはぎなど仲の良いコンビが目立つ。大阪芸人とは成長する環境が異なる東京芸人は、プライベートでもよく話す仲の良いコンビが多くなったのかもしれない。

■“仲の良さ”がコンビとしての魅力に お笑いだけでなく芸能界全体にも派生

 「“コンビ仲が良い”芸人に東京芸人が多いのは、関西のお笑いとの差別化を図った一面もありますが、“お笑いコンビは仲が悪い”といったイメージがスキャンダルを超えて一般化されてきたところで、その反動として“仲の良さ”、“ほっこり”が注目されるようになったことも大きいのでは」と話すのは、メディア研究家で多くのエンタメ記事を手掛ける衣輪晋一氏。

 「流れのきっかけとしては、さまぁ~ずさんの躍進ではないでしょうか。『さまぁ~ず×さまぁ~ず』(2007年~テレビ朝日系)に見る様な、仲睦まじいコンビ仲のトークは当時とても新鮮で、関西のお笑いにはないほっこりした気分を提供してくれました。最近では、チュートリアルの福田充徳さんのプロポーズに相方・徳井義実さんが立ち会ったことが話題になるなど大阪芸人にまで波及するに到り、“コンビ仲の良さ”はいまやお笑い界の〈推し〉のひとつとして定着したと言えます」(衣輪氏)
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