女性問題で謹慎中のお笑い芸人・狩野英孝(35)の早期復帰が、ある女子アナのおかげで急浮上している。
狩野は今年初め、写真週刊誌に未成年との淫行疑惑を報じられ、すべての芸能活動を自粛。いまだ復帰のめども立っていない。だが、昨年末の不倫報道で画面から姿を消していたテレビ朝日・田中萌アナウンサー(25)がこの春に早期復帰したことで「狩野の復帰を後押しする」との見方が広がっているという。
狩野の復帰が話題になり始めたのは、田中アナウンサーが3月末に放送された、お笑いコンビ「爆笑問題」がMCを務める新バラエティー番組「バクモン学園」でアシスタントとして“電撃復帰”したころから。
番組では爆笑問題に不倫報道をイジられ、田中アナは「お騒がせいたしました」と苦笑いで頭を下げた。「田中アナの復帰は異例の早さだと思いますよ。報道当初は田中アナもアナウンス部にはいられないとの見方が大半だったですから」(同局関係者)
これが狩野の復帰につながるというのも、復帰第1弾の番組は、同局のロンドンブーツ1号2号が司会を務める「金曜☆ロンドンハーツ」になることがほぼ決まっているからだという。
「狩野はこの番組でブレークし、司会のロンブー淳は狩野の謹慎直後からエールを送っていた。狩野も励まされ『もし復帰できるなら、淳さんの番組で』と周囲に話している」(同関係者)
番組スタッフは狩野復帰の準備を整えているが「上層部のゴーサインはまだ出ていない」(同関係者)。
法律に抵触しかねない狩野の件とは質が異なるものの、田中アナが早期復帰したことで「狩野の復帰をOKするムードが局内にできつつある。狩野は逮捕されたわけではないし、何より視聴率の取れる男。早ければ夏の特番シーズンでの復帰があるかも」(同)。
狩野にとって田中アナはある意味“女神”となるかもしれない。