匿名さん
記事では「インターホン恐怖症は、直接ではなくスマートフォンなどのIT機器を介したコミュニケーションが優勢となっている時代を反映している」と書かれている。友人同士はスマホのテキストメッセージでのやり取りが浸透しており、相手の家に到着した際もテキストで知らせればよい。それに対して、勇気を出して玄関の呼び鈴を鳴らし、友人の家族が出てきて怪訝な顔をされたら困る、まして異性の友人だったら歓迎されないかもしれない、と心配してしまうのだろうか。インターホン恐怖症に関する調査論文は発表されていないが、実際にあると記事では説明している。[略]インターホンや電話が「恐怖症」 知らない人との会話避ける人たち : J-CASTヘルスケア
誰かが訪ねてくる予定がないのに自宅のインターホンが鳴る、電話がかかってきたが見覚えのない電話番号が表示される。物騒な事件や「振り込め詐欺」が多発する昨今、こうした場面に遭遇すると「応対しても、いいことなさそう」とつい無視してしまわないか。
半面、電話応対に慣れない若者や「電話恐怖症」の人が増えていると指摘したのは、2017年7月24日付の日本経済新聞夕刊記事だ。「電話応対技能検定(もしもし検定)」を主催する日本電信電話ユーザ協会の吉川理恵子技能検定部長が、こう指摘している。
「若い人は固定電話にかかってきた電話で知らない人と話すことに慣れていない。いざ社会人になって電話で話すことに恐怖を感じてしまう」