匿名さん
仕送りの乏しい地方出身の女子大生が、飲食店ブラックバイトで体調を崩した後、地味顔に厚化粧され「顔なんて分かんないから」と半ば騙されるようにアダルトビデオに出演した。卒業後は銀行に勤務していたが、高校時代の同級生から「おまえ、AVに出てないか」とのメールが届く――。ショッキングな出だしの『顔貌(がんぼう)売人』(文藝春秋)は、プログラマー作家・柳井政和さんの「ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬」シリーズ第二弾だ。「おまえ、AVに出てないか」――顔認識技術を悪用して女性の過去を暴く行為を許すな(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
仕送りの乏しい地方出身の女子大生が、飲食店ブラックバイトで体調を崩した後、地味顔 - Yahoo!ニュース(文春オンライン)
「熊本での大学時代、アナログゲームサークルに入っていました。後輩たちの話を聞くと、いまの学生は経済状況が厳しくて下宿が出来ず、自宅通学の子が多いという。僕らの頃は、誰かの下宿に集まってゲームをしていたものですが。貧しさで選択の幅が狭まっている若者達を描こうと」
「顔認識」の技術を悪用し女性達の過去を暴く行為は許せない――IT技術者を企業に斡旋する会社の社長・裕美と腹心・百合は、利益にならない「人助け」に奔走する。
「このシリーズ、殊の外女性に好かれているみたいで。多分、作品の世界観が“少女漫画”だからです。正義感の強いやんちゃな女性陣と彼女らを助けるニヒルな凄腕IT技術者。僕、高校生の頃、妹の『花とゆめ』とか『LaLa』を読み漁っていましたから」