匿名さん
「うどんの画期的なゆで方」として、電気ケトルを使った方法がネット上で話題になっています。水を入れた電気ケトルに冷凍うどんを入れて沸騰させ、フタを閉めたまま湯切りするといった作り方です。確かに手間ははぶけますが、安全上の問題はないのでしょうか? 人気ブランド「T-fal(ティファール)」の販売元は「やけどや故障のおそれがあるので止めてほしい」と呼びかけています。
■作り方とは
コップ数杯のお湯をすぐに沸かせる電気ケトル。価格の安さやおしゃれなデザインが魅力で、保温機能はなく、お湯が沸いたら電源が切れる製品が多いのが特徴です。
数年前には、倒れた際にお湯がこぼれて、子どもがやけどをする事故が起きて話題になりましたが、メーカー側もお湯が漏れにくい構造にするなどの改良を加えています。
今回話題になっているうどんの作り方は、とても簡単です。沸かす前の電気ケトルに冷凍うどんを入れて、スイッチを入れるだけ。注ぎ口からお湯だけを捨てれば、湯切りも簡単にできるというものです。
ネット上で、この方法が紹介されると試す人たちが相次ぎ、「天才的すぎる」「早ゆで&ザルいらず」「掃除がめんどくさい」「壊れちゃうだろ」などと話題になりました。
■ティファールの販売元は
電気ケトルでうどんをゆでることについて、ティファールの販売元である「グループセブ ジャパン」の担当者は、こう話します。
「電気ケトルのこのような使い方は禁止事項です。本来、お湯を沸かすための製品なので、中にものをいれて沸騰させるとふきこぼれて、やけどをする恐れがあります。また、うどんの場合はでんぷん質の泡が出てしまいます。電気ケトルは蒸気を感知して自動で電源が切れる仕組みなので、でんぷん質の影響でこうした仕組みが機能しない可能性や、下に設置された電源プレートに付着して故障しかねません」
話題の「電気ケトルうどん」 ティファールの販売元が注意呼びかけ - ライブドアニュース
ネット上で話題となっている、電気ケトルで冷凍うどんを茹でる方法。ティファールの販売元は、やけどをする恐れがあり危険だと呼びかけている。うどんに含まれるでんぷん質の影響で電気ケトルが故障する可能性もあるそう


