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匿名さん
時計は九時を回っていた。本来は僕はレッスン場にオーディションに来るだけの予定だったのだ。まさかこんな展開が待っていようとは。
帰り際、ジャニーさんは名残惜しそうにしながら、「今度の土曜日に来るんだよ」と耳打ちしながら、交通費として一万円をこっそりと手に握らせた。
そこを出ると、僕とO君ははじめて二人きりになった。電車の中で、僕はようやく、O君に話ができた。
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匿名さん
「おい、ジャニーさんておかしくないか?なんでみんな黙ってんだよ?おかしすぎるよ」O君はニヤリと笑った。「どうだった?」「なんだよ、おまえ、知ってたんだな!どういうことなんだよ、あれ」
「みんなそうなんだから、たいしたことないよ、言っておくけど抵抗したら全部終わりだからね。」合宿所に呼ばれなくなっておしまい。みんな我慢してんだよ」
O君もあんな接待をされたのだと思った。でも、「O君には内緒だよ」と言われたデビューのことは話さなかった。僕だってさっかくつかんだチャンスは逃したくはない。
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匿名さん
なにか違うんじゃないかと思いながらも、十五歳のあさはかな頭では、アイドルと同じ食卓を囲んだ嬉しさ、楽しさが、ジャニーさんのオカマチックな行為などに対する嫌悪感をずっと上回ってしまっていた。それに、ベタベタされるだけじゃないか、子供のように扱われて。それだけだろう…
O君とはそれ以上のことを話さなかったため、その後にどんなことがまちうけているのかなどは考えもせずに、僕はただデビューへの希望に酔いしれていた。
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匿名さん
ジャニーズ事務所をぶっ潰せ!
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匿名さん