匿名さん
重すぎるランドセル、“リスク”も背負う子どもたち
“重荷”を背負う小学生 「ランドセルが重い」。最近、小学生たちがこうボヤいていると聞いた。友人の子どもは小学校に入学したばかりの頃、中身をつめたランドセルを背負った途端、後ろにひっくり返りそうになったという。
●学齢期の子どもたちが背負う荷物の重さは海外でも問題とされていて、子どもたちのバックパックやランドセルの重量が「体重の10%以上」になると、背部痛が増すというアメリカの調査結果がある。体重の50%に迫る重さを背負うのは、やはり異常というべきではないか。
●ランドセルは本来、両手が自由に使えるため、転んでもケガをしにくいという安全面が評価されて普及した。メーカーも軽くて丈夫なものを開発し、「毎日、長く使える」という経済的な長所も持ち合わせていた。本来の価値を忘れ、健康上の“リスク”を背負わせたり、保護者らの過度の愛情表現の道具にしたりしてはならないのである。
(一部抜粋)