匿名さん
しまむら、突然に深刻な売上減突入…「しまむららしさ」消失、しまパトの楽しみ奪う - ビジネスジャーナル/Business Journal | ビジネスの本音に迫る
しまむらの店舗(「wikipedia」より) これまで快進撃を続けてきたしまむらの業績に急ブレーキがかかった。 しまむらが2017年12月25日に発表した1…
しまむらの稼ぐ力が衰えている理由は、大きく2つあると考えられる。
・ ひとつは「ヒット商品の不在」だ。15年は裏地に起毛素材を用い、暖かさを売りにした「裏地あったかパンツ」が110万本以上売れる大ヒット商品となった。16年は接触冷感の「素肌涼やかデニム&パンツ」が大ヒットした。しかし、17年はそういった大ヒット商品が見当たらない。「裏地あったかパンツ」と「素肌涼やかデニム&パンツ」が引き続き売れてはいるが、15年や16年のような勢いは見られない状況だ。
・ 稼ぐ力が衰えているもうひとつの理由は、「ネット通販戦略の失敗」だ。しまむらはこれまで、実店舗での販売にこだわってきた。しまむらの店舗に定期的に通い、掘り出し物を探す「しまパト」(「しまむらパトロール」の略)という言葉があるほど、根強い常連客がいる。これはネット通販ではできないことであり、しまむらの独自の強みといえる。しまむらがネット通販を行ってしまうと、「しまパト」という楽しみを客から奪ってしまうことにもなりかねない。そのため、あえてネット通販に参入してこなかった側面もあるのだろう。