匿名さん
40歳を過ぎてから、私は不安障害の主治医によって軽度のADHD(注意欠如・多動性障害)であると診断された。その瞬間の気持ちは「もっと早く知りたかったよ!」だった。小島慶子 40過ぎてADHDと診断され自分知った | 小島慶子のDUALな本音 | 日経DUAL
空気が読めない、口数が多い、落ち着きがない、すぐに気が散る、何かに集中すると中断することができない…わが子にこんな特徴があって、心配している人は多いだろう。このところ私の周囲で幼児を育てている人は皆
幼い頃から、ひねくれ者とか育てにくいとか癇が強いとかわがままとか、姉からは小島家の失敗作とまで言われて、ずっと自分を責めてきた。だけど根性や性格の問題ではなくて、脳の機能障害によって「普通の子」つまり定型発達の人とは違う特徴があるのだと判明したのだ。私の幼少期には発達障害という概念自体が全然知られていなかった。私が「普通の子」に対する周囲の期待に沿わない言動をするものだから、家族も困惑して、当人の心がけとか性根の問題だと思ったらしい。だから厳しいしつけで矯正できると思ったのだろう。家族や先生も大変だったと思う。しかし結果としてそれが私の生きづらさにつながって、摂食障害やら不安障害やらの要因になった。典型的な二次障害を引き起こしたというわけだ。