井筒和幸監督「ハンパない、神ってる…安っぽい造語は死語になってほしい」

井筒和幸監督「ハンパない、神ってる…安っぽい造語は死語になってほしい」

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匿名さん



ハンパない、神ってる…安っぽい造語は死語になってほしい|怒怒哀楽劇場

 耳に入っただけで、その相手と会話をしたくなくなる「嫌な言葉」がはやっている。「ハンパない」や「神ってる」。始末に...
 W杯がらみで日本チームの誰かの技を称えたつもりの「ハンパない」という粗製語には辟易する。今までの辞書には「半端」しかない。することに抜かりがあるさまをいう。そこに、「ない」を付け足して「完全である」とか、「間抜けでない」というわけだ。だったら、初めから「完璧だ」とか「ちゃんとしている」でいいだろ。こんな造語を最初に言い出したのが東京人なのか九州人だったのかそれは知らないが、実はもう何十年も前からあった嫌な言葉だ。「あそこの店のカレーはハンパない味です」と高校生タレント俳優が自分はどんな味も分かってるふうな「半ちく」な面構えで偉そうに言った瞬間を思い出したのだ。はやり言葉に振り回されるほどみっともないことはないし、自分に似合っていない語句では自分を表せないし、人にも誤解されてしまうだけだ。
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