匿名さん
7月24日、花咲徳栄高校が6度目の甲子園出場を決めた直後、テレビ画面に映る教え子たちの歓喜の輪を見つめていた同校の現役教師A氏が、重い口を開いた。NEWSポストセブン|花咲徳栄のブラック労働、甲子園引率教員は手当0で1万円払う│
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「頑張った生徒たちを褒めてあげたい半面、素直には喜べない。“甲子園優勝校”の金看板の裏で、ブラック労働が横行している。『甲子園に引率する余裕なんかない』と話す同僚もおり、見切りをつけて教育現場を去った教員もいます」
<中略>
「引率する教職員には1円の手当も出ないボランティアで、学園グループの教職員は一律、賛助金の名目で1万円が徴収される。数年前までは弁当代や移動費として6000円ほどのお金も自腹で負担していました。もちろん野球部員の晴れ舞台だから、応援したい気持ちはあります。
ですが、そうしたやり方には“生徒のため”という異論を挟みにくい掛け声のもと、無茶な働き方を強いる今の花咲徳栄の体質を感じてしまうのです」(A氏)