匿名さん
「痛みは本人しか分からないから『痛いときは言え』と指導者からは言われるんですけど、指導者の方から『痛いか?』と状態を聞かれることはなかったんです。いつも聞かれるのは『いけるか?』です。でも、そうなると『いけます』としか言えないですよね。それが選手の心理だと思います」「痛いか?」ではなく「いけるか?」 甲子園でエースたちが潰されていく理由 | デイリー新潮
夏の甲子園は今年で100回を数える。 かつての甲子園出場校では、チームの中に1人の大エースがいて、そのエースが最初から最後まで投げ抜くのが当たり前、という風潮が根強かった。…
一方、痛みを我慢してでも投げたいのは投手も同じだ。
「甲子園大会が、負けたら終わりのトーナメント方式を続ける以上、指導者は『投げさせたい』し、エースも『投げたい』。この気持ちは変えられない。だから、トーナメント方式を変えないというのであれば、球数や登板間隔などに何らかの制限をかけて、未来ある選手たちの成長に資するルールを導入する必要があります。せっかくの才能を潰し続けていいはずがありません」