匿名さん
最近は、PTAに「入らない」という選択肢もあることを知って、退会を希望する保護者が全国的に増えてきたのだが、同時に「退会者の子どもの扱い」をめぐるトラブルも増加している。「PTAをやめたら、お子さんは『登校班』に入れてあげない」問題が起きている
PTAは実は「任意加入」のボランティア団体だ。
(中略)
話がこじれやすいのは、保護者の「労働力」が必須とされる「登校班」をめぐる退会トラブルだ。
登校班とは、子どもが安全に学校に通うため、家が近い子たちが学年を超えて「班」をつくり、集団で登校するシステムだ。組織率などは不明だが、全国各地で、登校班を作っている地域が存在する。他方、登校班がない地域も多い。
「退会を告げたら、PTA会長さんから『(お子さんは)登校班には入れませんよ』とはっきり言われてしまいました。役員の皆さんで話し合って決めたということです」
東京都の公立小学校の保護者の証言だ。2017年春に退会を決め、以来PTA会長や校長らと話し合っていたところ、登校班からの排除を告げられたという。