佳子さまのティアラ、眞子さまの航空運賃など皇室の財布事情

佳子さまのティアラ、眞子さまの航空運賃など皇室の財布事情

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匿名さん

憲政史上初となる天皇の譲位によって、皇室には前例のない数々の変化が訪れる。そのなかでも、とりわけ大きく変わると考えられるのが、天皇家の「お金」である。膨大な量の開示資料から、その一端が垣間見えてきた。

 皇室には「4つの財布」がある。天皇と内廷皇族(皇后、皇太子、雅子妃、愛子内親王)のプライベートな費用の「内廷費」(3億2400万円)。それ以外の皇族に支出されるこちらもプライベート用の「皇族費」(3億6400万円)。公務を始めとした公的な活動に使われる「宮廷費」(91億7100万円)。そして、宮内庁職員の人件費や物品費などの「宮内庁費」(114億6600万円)だ。特に先の3つを合わせて「皇室費」と呼ぶ。
内廷費と皇族費は、一度支出されると「御手元金」となり、具体的な使い道は明かされない。一方、皇室費のなかで予算額が91億7100万円と、突出して規模が大きい宮廷費は公的な意味合いを帯びる。

天皇皇后、皇太子夫妻、秋篠宮夫妻の海外訪問費用を比べると、お金の使い方に違いがあることがわかる。

 2016年1月26~30日、天皇皇后はフィリピンを訪問した。政府専用機が使われたため、航空運賃の記載はないが、天皇皇后と随員を含めた宿泊料は1泊約114万~145万円。また、消耗品費として、4000円の日焼け止めが8個、130円のウェットティッシュ10箱に加えて、フィリピンの環境を考慮してか虫除けのアースノーマット1220円が33個計上されていた。

 次に皇太子夫妻のトンガ国王の戴冠式出席(2015年7月2~6日)には、政府専用機ではなく、全日空のチャーター便が使われた。「航空機借上代」は7000万円。割引が適用されたのか、そこから約760万円が引かれていた。

 療養期間中の訪問だった雅子妃は、皇太子と別行動でホテルで休んでいる時間もあったが、宿泊費の明細はなかった。

 かわりに「御贈進品梱包代」として百貨店に3万2400円の支払いがあった。トンガ側への贈答品の梱包代と思われるが、どんな品物をいくらで購入したかは、資料が黒塗りされていた。

「贈答品の内容や金額が公になると、“皇室御用達”と宣伝に利用されかねない。民間に対しては公平でいたいという皇室側の配慮でしょう」(宮内庁関係者)

 一方、秋篠宮夫妻のブラジル訪問(2015年10月27日~11月10日)は、一般客も搭乗する定期便のファーストクラスを利用した。往復の航空運賃は夫妻で約723万円。随行員を含めた航空費の総額は約2817万円だ。

 2016年9月6~16日にパラグアイを訪問した眞子内親王の航空運賃は、こちらもファーストクラスで往復約495万円だった。


皇室にある「4つの財布」具体的な使い道が明かされないものも - ライブドアニュース

開示資料から垣間見える皇室の「財布」事情について週刊ポストが報じた。公的な活動に使われる宮廷費や宮内庁の中で発生する宮内庁費など。皇族に支出される内廷費と皇族費は具体的な使い道は明かされないという

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