匿名さん
福島さんは背景にあるのは「大学進学率の上昇」「企業の人材分析の結果」「就職ナビの影響力増大」の三つだと分析する。大学進学率が上がり、00年代以降、増え続ける学生エントリー数への対策として、大手企業の多くが、自社内で活躍する社員の属性分析を実施した。その結果、学歴と一定の相関関係が明らかになったという。エントリーも不可…「学歴フィルター」がある3つの背景 〈AERA〉
就職活動での「学歴フィルター」の存在をご存じだろうか? 表向きは学歴不問と称しているが、その実、エントリーさえできない大学差別だ。背景に何があるのだろうか。* * * 情報企業に勤める都内在住の...
さらに「リクナビ」などが就活の主流となり学生への影響力が大きくなったため、優秀な学生を確保したい企業は広告費を払ってでも、そうした就職ナビのランキング上位に入ろうとする。すると上位の企業ばかりに学生の応募が集中するので、企業は学歴フィルターをかけ……というループが繰り返されるようになった。