匿名さん
なぜか年上のおじさんに惹かれる女子は一定数いるものだ。彼女たちが普通のおじさんに惹かれるのはなぜだろう? 今回は25歳の枯れ専女子に話を聞いてみた。
◆大失恋がきっかけで枯れ専に
「私は枯れ専です」と告白する営業事務のミチルさん(25歳・仮名)。
「45歳以上の枯れ男しか付き合いません。居酒屋でも立ち飲みでも、おじさんは全部ご馳走してくれます。若い男にない魅力を感じるし。それに別れも私が決めますから、傷つくこともありません」
周囲から「おやじをぶんぶん振り回す魔性の女」と恐れられているが、ミチルさんが枯れ男を選ぶ理由は、少し切ないものがある。
165センチのすらりとした長身。ロングヘアで大きな目の愛くるしいミチルさんが、枯れ専になったのは、22歳の時だった。
「20歳で大失恋をして、一時は死のうと思ったほど傷つきました。それから2年間ぐらい、男と付き合う気になれなくて。花火大会やクリスマス、バレンタインなどのイベントに男友達が誘ってくれますが、一緒に遊ぶ気にもなれなかった」
◆ふらりと入った立ち飲み屋で、おじさんに目覚めた
寂しいと感じる反面、大失恋の傷が癒えなかったミチルさんは、仕事帰りにふらっと入った立ち飲み屋が気に入ってしまう。
「私と同じように疲れたサラリーマンや、彼氏の不満や愚痴を友達にこぼしている女子、婚活がうまくいかないOLやリストラされたり家庭に居場所のないしょぼいおじさんなどなど、不幸なのは自分だけじゃないと感じると、少し元気になりました」
やがて一週間に2・3度のペースで通うようになると、常連客からご馳走されるようになった。そのうちにミチルさんは、47歳の男性に惹かれるようになる。
「ダンディーっていう言葉がぴったりなんです。ファッションのセンスも良くて、博学で優しい。場末の立ち飲み屋に合わない人ですが、マスターの大学時代の友達とわかってから、納得しました」
だがダンディーな男性は妻子持ち。それを知った途端に、ミチルさんは「会わない」と決めた。
「相手の嘘に傷つく前に、振ったんです。そうしたら、その立ち飲みに彼がぱったりと来なくなりました」
◆しょぼくれたおじさんは「負い目」があるから楽
既婚者に深入りする前に、自分でケリをつける。そんな感覚が心地いいとわかったミチルさんは、枯れ専になった。付き合うのは、いつもしょぼくれているけど優しいおやじだ。
「同年代の若い男と比べてギラギラしていない。若い男は残酷だけど、おじさんはそれなりに傷ついてきたし、もう若くないという負い目もあるから、楽です」
枯れ男と知り合うのはもっぱら居酒屋や立ち飲みで、交際期間は長くて3か月だという。
「おじさんはなんでもいうことを聞いてくれる。でもその優しさが時には退屈なんです。おじさんを愛しいと思いながら、気がつくとぽいっと捨てています。言いなりになってくれると『どうしてこんな自信のない私と付き合っているのよ!』と叫びたくなるんです。私って、こじらせているのかな」
◆おじさん好き女子はやっぱりワケあり?
「自分に自信がないから、枯れ男しか相手にしてくれない。寂しいけど、これが現実」と、自嘲するミチルさん。
だが最近、ただの飲み友達である枯れ男にアドバイスする機会があり、少しだけ自信がついたという。
「立ち飲み屋で知り合った49歳バツイチのAさんが、憧れの女性とのデートで失敗したらしくて。事情をきくとAさんはおじさんでもサイテーな部類。『あんた、バカじゃない』って、女のもてなし方を教えてあげましたよ」
なんでも、Aさんは女性を立ち飲みっぽい居酒屋に連れていって枝豆しか取らず、女性に「食事をしたいから、焼鳥屋にでも連れて行ってください」と頼まれて、また立ち飲み焼き鳥に入ったあげく、割り勘にしたというのだ。さすが、しょぼくれたおやじである。
「『女性と食事するなら、レストランかセンスがいい居酒屋に連れていくべきだったのよ』と指摘すると、その場にいた常連さんたちに『その通り』と拍手されちゃいました。
今まで自分に自信がなくて、こじらせている枯れ専と思ったけど、周囲から『おじさん改造講座でもやれば?』と言われるようになりました(笑)。枯れ専をいかした副業って、いいかもです」
◆大失恋がきっかけで枯れ専に
「私は枯れ専です」と告白する営業事務のミチルさん(25歳・仮名)。
「45歳以上の枯れ男しか付き合いません。居酒屋でも立ち飲みでも、おじさんは全部ご馳走してくれます。若い男にない魅力を感じるし。それに別れも私が決めますから、傷つくこともありません」
周囲から「おやじをぶんぶん振り回す魔性の女」と恐れられているが、ミチルさんが枯れ男を選ぶ理由は、少し切ないものがある。
165センチのすらりとした長身。ロングヘアで大きな目の愛くるしいミチルさんが、枯れ専になったのは、22歳の時だった。
「20歳で大失恋をして、一時は死のうと思ったほど傷つきました。それから2年間ぐらい、男と付き合う気になれなくて。花火大会やクリスマス、バレンタインなどのイベントに男友達が誘ってくれますが、一緒に遊ぶ気にもなれなかった」
◆ふらりと入った立ち飲み屋で、おじさんに目覚めた
寂しいと感じる反面、大失恋の傷が癒えなかったミチルさんは、仕事帰りにふらっと入った立ち飲み屋が気に入ってしまう。
「私と同じように疲れたサラリーマンや、彼氏の不満や愚痴を友達にこぼしている女子、婚活がうまくいかないOLやリストラされたり家庭に居場所のないしょぼいおじさんなどなど、不幸なのは自分だけじゃないと感じると、少し元気になりました」
やがて一週間に2・3度のペースで通うようになると、常連客からご馳走されるようになった。そのうちにミチルさんは、47歳の男性に惹かれるようになる。
「ダンディーっていう言葉がぴったりなんです。ファッションのセンスも良くて、博学で優しい。場末の立ち飲み屋に合わない人ですが、マスターの大学時代の友達とわかってから、納得しました」
だがダンディーな男性は妻子持ち。それを知った途端に、ミチルさんは「会わない」と決めた。
「相手の嘘に傷つく前に、振ったんです。そうしたら、その立ち飲みに彼がぱったりと来なくなりました」
◆しょぼくれたおじさんは「負い目」があるから楽
既婚者に深入りする前に、自分でケリをつける。そんな感覚が心地いいとわかったミチルさんは、枯れ専になった。付き合うのは、いつもしょぼくれているけど優しいおやじだ。
「同年代の若い男と比べてギラギラしていない。若い男は残酷だけど、おじさんはそれなりに傷ついてきたし、もう若くないという負い目もあるから、楽です」
枯れ男と知り合うのはもっぱら居酒屋や立ち飲みで、交際期間は長くて3か月だという。
「おじさんはなんでもいうことを聞いてくれる。でもその優しさが時には退屈なんです。おじさんを愛しいと思いながら、気がつくとぽいっと捨てています。言いなりになってくれると『どうしてこんな自信のない私と付き合っているのよ!』と叫びたくなるんです。私って、こじらせているのかな」
◆おじさん好き女子はやっぱりワケあり?
「自分に自信がないから、枯れ男しか相手にしてくれない。寂しいけど、これが現実」と、自嘲するミチルさん。
だが最近、ただの飲み友達である枯れ男にアドバイスする機会があり、少しだけ自信がついたという。
「立ち飲み屋で知り合った49歳バツイチのAさんが、憧れの女性とのデートで失敗したらしくて。事情をきくとAさんはおじさんでもサイテーな部類。『あんた、バカじゃない』って、女のもてなし方を教えてあげましたよ」
なんでも、Aさんは女性を立ち飲みっぽい居酒屋に連れていって枝豆しか取らず、女性に「食事をしたいから、焼鳥屋にでも連れて行ってください」と頼まれて、また立ち飲み焼き鳥に入ったあげく、割り勘にしたというのだ。さすが、しょぼくれたおやじである。
「『女性と食事するなら、レストランかセンスがいい居酒屋に連れていくべきだったのよ』と指摘すると、その場にいた常連さんたちに『その通り』と拍手されちゃいました。
今まで自分に自信がなくて、こじらせている枯れ専と思ったけど、周囲から『おじさん改造講座でもやれば?』と言われるようになりました(笑)。枯れ専をいかした副業って、いいかもです」
「しょぼい40代男が好き」大失恋がきっかけで枯れ専になった女子 - ライブドアニュース
「45歳以上の枯れ男しか付き合いません」と話す、25歳の枯れ専女子。20歳で大失恋をして以来、自分に自信がなくなってしまったからだそう。「もう若くない」としょぼくれているおじさんとの付き合いは楽なのだという