匿名さん
防衛省は10月から自衛官の採用年齢の上限を引き上げた。現行の26歳までを32歳までとし、1990年以来28年ぶりの措置となった。背景には慢性的な隊員不足があり、少子化・人口減少に備えて人員構成の見直しをはかったことになる。(共同通信=柴田友明)
「より高く」と公募意見
これまで20代半ばぐらいまでが相場だった任官できる年齢が6歳引き上げられた結果だ。従来は18歳以上の若い隊員、高校を卒業したての新人隊員が部隊で養成され、「下士官」である曹クラスになってさらに活躍することが理想とされてきた。しかし、2014年度から17年度まで4年連続で主力隊員の採用数が計画を下回り、人員不足はより深刻となり、32歳で入隊OKとなった。
8月に省令改正のため行った防衛省のパブリックコメント(意見公募)はその是非を問うたものだった。メールなどで一般から意見を募ったところ、13件すべて(公開分)が「賛成」。中には「国家へ奉仕したいと考える国民が、年齢のためにそれを諦めなくても済むように、年齢制限はより高く設定すべき」「引き上げ年齢いついて、もう少し引き上げて良いではないか」「士や曹に限らず幹部についても、民間からの登用を進めるべきと考えています」など、さらなる採用年齢上限の引き上げを期待したり、民間で勤務経験のある人を幹部にリクルートする案もあった。
「より高く」と公募意見
これまで20代半ばぐらいまでが相場だった任官できる年齢が6歳引き上げられた結果だ。従来は18歳以上の若い隊員、高校を卒業したての新人隊員が部隊で養成され、「下士官」である曹クラスになってさらに活躍することが理想とされてきた。しかし、2014年度から17年度まで4年連続で主力隊員の採用数が計画を下回り、人員不足はより深刻となり、32歳で入隊OKとなった。
8月に省令改正のため行った防衛省のパブリックコメント(意見公募)はその是非を問うたものだった。メールなどで一般から意見を募ったところ、13件すべて(公開分)が「賛成」。中には「国家へ奉仕したいと考える国民が、年齢のためにそれを諦めなくても済むように、年齢制限はより高く設定すべき」「引き上げ年齢いついて、もう少し引き上げて良いではないか」「士や曹に限らず幹部についても、民間からの登用を進めるべきと考えています」など、さらなる採用年齢上限の引き上げを期待したり、民間で勤務経験のある人を幹部にリクルートする案もあった。
人員不足で自衛隊の採用年齢を引き上げ「より高く」という意見も - ライブドアニュース
防衛省は10月から、自衛官の採用年齢の上限を26歳から32歳までに引き上げた。少子化・人口減少に備えて、人員構成の見直しをはかったことになる。一般から意見を募ったところ「より高く設定すべき」などの声もあったという