匿名さん
国・東京都・組織委が「五輪中は混むから首都高を深夜以外は2倍に値上げします。さらに大会後もレガシーとして恒久的に値上げします」と。しかも、値上げと言わずに「ロードプライシングの導入」と小賢しい英語でごまかす。
--- 国&東京都&組織委「東京オリンピックで混雑するから首都高を深夜帯以外は2倍に値上げするよ、大会後もレガシーとしてずっとね」 | BUZZAP!(バザップ!) ---
さすがに利用者から「便乗値上げ」との批判が出てきそうな方針です。詳細は以下から。 ◆大会期間中の渋滞問題対策に「料金値上げ」 いよいよ来年に迫ってきた東京オリンピック。福一汚染水アンダーコントロール発言に始まり、新国立競技場問題にエムブレム問題、誘致への贈賄疑惑、木材&金属供出問題に加え、予想される猛暑への無策やサマータイム導入を巡るゴタゴタ、ボランティアのあまりのブラックぶりなど、トラブルのショッピングセンター状態になっていることはBUZZAP!でもこれまで繰り返し報じてきたとおりです。 これに加え、悪影響が首都高の料金にまで及ぶ可能性を読売新聞が報じています。それによると、国と東京都、そして大会組織委員会が、首都高速道路の通行料金を時間帯によって上下させて交通量を調整する「ロードプライシング」を導入する方針を固めました。 組織委の調査によると、大会関係者の輸送に使われる首都高の渋滞がオリンピック大会期間中は平常時の2倍程度になると見込まれており、大会運営や経済活動に支障が出る恐れがあるとのこと。 その対抗策として白羽の矢が立ったのがこのロードプライシング。現在首都高速は1日約109万台が通行し、最大料金が1300円となっています。首都高運営会社の試算では、そこで普通車などの通行料金を6時~22時に500円上乗せし、それ以外のを半額とした場合、交通量が1日で最大5%に及ぶ5万台減少できるとされています。 ◆しかも「料金値上げ」はレガシーとして恒久化へ 国土交通省と東京都、組織委らは担当者会合で具体的な料金案や効果について検討を始めているとのこと。現在は大会関係者の輸送が多い昼間の時間帯は500円割増どころか現行料金の2倍程度とし、輸送が少ない時間帯をその分値下げする案が出ています。 そして最も重要なのは、このロードプライシングの導入が大会期間中の渋滞緩和のみを目的としているのではなく、レガシーとして大会後も混雑解消のために恒久的に活用するつもりであるということ。 さすがにこれは東京オリンピックに便乗した値上げであるとの批判は免れません。また当然ながら、首都高に乗るのを諦めたドライバーは一般道を走る事になるため、環七や環八などの渋滞が激化する事は想像に難くありません。