匿名さん
都内在住の40代の女性は、小2の息子が持ち帰るお便りの種類の多さに辟易している。学校配布の“紙の洪水”に苦悩する親たち なぜ電子化は難しい? 〈AERA〉
世の中、ペーパーレス化が進む中、いまだにガラパゴスの状況が続く学校の現場。毎日、何枚ものプリントがランドセルを介して持ち込まれ、各家庭ではゴミか重要書類かの仕分け作業が繰り広げられる。公立学校でも電...
「学校便り、学年便り、学級便りと3種類あって、時々それぞれで行事の日にちや曜日、情報がバラバラで困ります」
そもそもなぜ、こんなに同じようなお便りを何枚も出すのか不思議だ。「学校便り」には全校朝礼など全体に関わる行事だけが、「学年便り」にはその学年が関係する行事のみが、加えて「学級便り」にはクラスのその週の予定だけが記載されている。突き合わせて、漏れがないかを確認する作業は、忙しい親たちにとってはかなり手間。学校全体の予定表のデータを各学年に渡し、さらにそれを各クラスでカスタマイズし……1枚で予定表を作ってくれたら、どんなに楽だろうか。