匿名さん
40代無職と70代無職の親子が「共倒れ寸前」は自己責任か | 文春オンライン
1993年頃から2005年頃の新卒者の就職が困難をきわめた時期を指す「就職氷河期」は、「平成」を象徴する言葉の一つと言えるだろう。あれから約20年。2018年春の大卒の就職率は98%に達し、「就職氷河…
「若者に対する雇用環境整備の恩恵は、残念ながら卒業当時が就職氷河期だった現在の中高年、特にアラフォー世代には及んでいない。その結果、現在のアラフォー世代は、氷河期当時のみならず、以後も賃金や雇用の面で恵まれない状況がずっと続いている」
<中略>
さらには、いまだ無業者だったり、就職自体を断念している「中年ニート」も多い。そこで懸念されているのが、「7040問題」だ。
「70代の無職の親と40代の無職で独身の子どもが同居し、生活困窮で共倒れ寸前にある状況を、最近は『7040問題』と呼んだりする」
仕事も収入も恵まれず、非婚率が高く、将来も危ないアラフォー世代。とくに「7040問題」は、単に一世代の問題ではなく、社会全体の問題だ。