匿名さん
運動会といえば、かつては徒競走や選抜リレーのほか、玉入れや綱引き、騎馬戦、組体操、ダンスなどさまざまな種目が用意され、午後3時、4時ごろまで行われることもざらだったが、時代の流れとともに運動会の趣旨も様変わりした。「時短運動会」広がる 廃止論まで飛び出す学校と親のホンネ
春の運動会シーズン真っ盛りだが、近年、全国の小中学校で広がっているのが、午前中もしくは昼食時間を設けずに午後の早い時間までに終了する“時短運動会”だ。北海道・札幌市内の小学校では…
時短化が進んでいるのは、単にこうした禁止・変更種目が増えたからだけではない。埼玉県の公立小学校に勤務する30代の教師が話す。
「今年はゴールデンウイークが10連休もあって、ダンスなど運動会に向けた練習をする時間がほとんどなかったうえに、6月になると高学年は修学旅行があるので、その準備も大変。また、来年からは学習指導要綱の改定で、小学3年生以上の英語の授業数が増えます。正直にいうと、あまり運動会にばかり時間を割いていられないのが現状です」