匿名さん
文科省が今年2~3月、小学校を所管する全国1745教委を対象に準備の進み具合や課題について聞いたところ、全体の51・7%が「そもそも何から手をつけたらよいのか分からない」「どのような支援が必要か分からない」など、理解不足からくる課題を抱えることが判明した。「そもそも何をすれば…」プログラミング教育に黄信号、準備の遅れ深刻
来年度から小学校で必修化される「プログラミング教育」の円滑な実施に黄信号が点灯している。文部科学省が行った調査では全国の教育委員会の5割以上が基本的な内容を理解…
学校現場の悩みはさらに深刻だ。青森県弘前市の公立小で情報教育担当を務める男性教諭(45)は、「学力向上など優先してやらなければならないことがある。(どの教員も)目の前の仕事で手が回らず、機運が高まっていない」と困惑気味。栃木県真岡(もおか)市の公立小の男性教諭(39)も、具体的な計画が全く進んでいないことを認めた上で、「このままではプログラミング教育をスタートできたとしても、しっかりとした授業を子供たちに提供できるか不安だ」と打ち明ける。