匿名さん
団体を立ち上げ、子ども連れでの公共交通機関の利用に関するアンケート調査を開始した頃から、Twitterを中心に平本さん個人への誹謗中傷が始まった。さらに7月に子育て応援車両の運行が開始されたことが報道などで広まると、被害はより深刻になっていったそうだ。悪化する「子連れヘイト」。駅でベビーカーを蹴られ、SNSの#放置子#道路族で追い詰められる母親たち
先日、母親が抱っこひもをはずされるのを目撃したというツイートが大きな話題を呼んだ。他にも「ベビーカーを蹴られた」「怒鳴られた」など、子連れの外出で危...
「子持ち様」「特権車両」など子育て応援車両への揶揄(やゆ)、平本さんや平本さんの夫、子どもの容姿などへの中傷、脅迫もあった。こうしたバッシングのツイートには、平本さんたち家族の写真が載せてあることも。
「私の名前のハッシュタグを作り、しつこく中傷を続けているアカウントもあります。自分が被害にあうようになって気づいたのですが、『#放置子』や『#道路族』などで、偶然見かけた他人の子育ての風景、普通に外で遊ばせているようなシーンを写真に撮ってネットに晒す人たちがたくさんいることを知って、驚きました。
『#反出生主義』という、自分が生まれてきたことを恨むあまりに、子育て中の他人を“無責任”だと攻撃する人たちもいます。これがヘイトでなければなんなのか。子育てに対する日本社会の憎悪はあまりにも酷いです」(平本さん)