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女王蜂のために ローヤルゼリーの発見 ローヤルゼリーの歴史 ブームの始まりは はちみつじゃない
自律神経の中枢
ローヤルゼリーの実験結果
ローヤルゼリーが美容や健康に及ぼす効果についてテレビや雑誌などで特集をされることも多く、さまざまな場面で目にしたり耳にしたりする機会が増えてきました。
各メーカーのホームページではローヤルゼリーの高い効果をうたっていますが、その効果は本物なのでしょうか?
販売メーカーが売り上げを伸ばすために効果をうたうことは当然のことですが、実際のところはどうなのか気になりませんか?
ローヤルゼリーが体にあたえる効果は、何の根拠もなく語られているわけではありません。
その効果は、数多くの実験結果をもとに語られているのです。
そのひとつに、1961年に、国際学会で発表をされた九島勝司博士の実験があります。
この実験は、生理がある若いマウスと、閉経をした老いたマウスを使って行われました。
まず、生理がある若いマウスと閉経をした老いたマウスの卵巣を交換して移植をおこなった場合若いマウスは生理が再開されましたが、老いたマウスは生理が再開されませんでした。
次に、閉経をした老いたマウスを、2つのグループに分けて、一方にはローヤルゼリーをあたえてもう一方にはまったくあたえなかったところ、
ローヤルゼリーをあたえられたグループは生理が再開しましたが、あたえられずに飼育されたグループは再開することはなかったのです。
そして、実験をおこなったマウスの脳を調べたところ、ローヤルゼリーをあたえなかったマウスの間脳は老化が進み、
ローヤルゼリーをあたえられたマウスの間脳が若返っていることが分かったのです。
間脳は人間を構成する全細胞をコントロールしており、生命を維持するために重要な自律神経の中枢になっています。
間脳には、内臓機能の抑制や血圧の抑制、体温調整やホルモンの分泌などを正常に働かせる役割があります。
この役割によって、免疫機能を高めて病気を予防したり、更年期障害の症状を緩和する効果、生活習慣病を予防する効果や精神的ストレスを和らげる効果など、
ローヤルゼリーの持つさまざまな効果が期待できるようになることが分かっているのです。