日本の薬物依存対策は時代遅れ。必要なのは懲罰ではなく、社会の中で治療すること

日本の薬物依存対策は時代遅れ。必要なのは懲罰ではなく、社会の中で治療すること

39コメント

いいね! LINEで送る ブックマーク メールで送る

このトピックをブックマーク

1

匿名さん



日本の薬物依存対策は時代遅れ。必要なのは懲罰ではなく、社会の中で治療すること | ハーバー・ビジネス・オンライン

違法薬物を所持、使用することはもちろん犯罪だ。だがしかし、彼らに必要なのは果たして懲罰なのだろうか。沢尻エリカ、田代まさしの逮捕で指摘される問題点……欧米などと比べ、薬物依存対策後進国とも揶揄される…
■薬物依存に必要なのは懲役よりも治療である!
■薬物依存は病気という認識がこれからは必要

「今回、田代まさしさんの報道で気になったのは、フードをかぶせた状態で連行する姿を繰り返しテレビで映していたこと。’16年4月、国連総会の薬物問題特別セッションでは、薬物使用者の人権と尊厳を守ることが再確認されています。刑罰だけでなく社会的な吊るし上げを受けた田代さんのケースは、国連決議に反しています」

この国連総会決議では、刑罰を与えるよりも治療や教育、福祉を優先することが宣言された。各国ともに薬物密売を重罪としているのは同じだが、薬物使用者まで刑務所に入れているのは、いまや先進国では日本だけだ。

「EUの薬物政策においても、薬物使用の罪を犯した者には、教育、治療、リハビリテーション、アフターケアなどを提供すべきと規定されています。EUの多くの国では、薬物の自己使用を刑事罰や拘禁刑の対象外にする『非刑罰化』や、それだけでは処罰されない『非犯罪化』の動きが進んでいます。いずれは薬物をやめたいと思っている人は多く、捕まらないとわかれば、みずから治療を求めやすくなります。非犯罪化することで依存症の人は減るんですよ」
-8
+1