匿名さん
一汁三菜の原点は、精進料理の「おもてなし」料理です。戦後「専業主婦」という新しい職業ができたことで、家庭料理もこうした新しい役割に見合うレベルに引き上げようと様々な工夫がされてきました。その中で、それ以前の日常の食事とはかなり違う理想型が生み出され、広まってしまった部分もかなりあります。"一汁三菜は日本の家庭食の原点"という大誤解 | PRESIDENT WOMAN
※本稿はALL Aboutモヤフォー研究所『すててもやめてもうまくいく』(WAVE出版)の一部を再編集したものです。「一汁三菜」が食卓の基本。主食、汁物に副菜が2品。この組み合わせが一番バランスよ く、過不足なく…
それまでの日本は「一汁一菜」。特に農家などでは女性も長時間働いているので、料理に時間などかけられませんでした。一汁三菜は、おもてなし料理の形を、家庭に取り入れようとして生まれた理想型。日本の家庭食の原点ではありません。
こうした経緯を知るだけでも、気がラクになりませんか? おもてなし料理は、毎日作る必要ありませんよね。