匿名さん
ライブで「定番の『さくら』が聴けてよかったね」だけで終わってしまうのが、もっともつらい。「そんなふうにリスナーに言わせちゃだめなんですよ、“懐メロ”みたいになっちゃうから」と、自嘲ぎみに笑う。そんな複雑な思いを抱えた曲で、セルフカバーに挑んだ。一発屋と言われることは怖くない――森山直太朗、「さくら」と向き合う覚悟 - Yahoo!ニュース
森山直太朗の『さくら(独唱)』が『さくら(二〇一九)』として再び世に出た。なぜ森山はこの曲と再び向き合ったのか。
「一発屋って言われることは全然怖くない。だって『さくら』は、そんな自意識や人間的な弱さなんて寄せつけない、なんともいえない堂々とした曲なんです。だから、歌っても歌っても歌いきれないし、飽きない。義理の兄である小木(博明、おぎやはぎ)さんには今回のリリースについて『何回同じ曲歌うの? 演歌歌手じゃないんだから』なんて言われたけど、言い得て妙だなと思いましたね。ずっと愛されている曲を自分の体ひとつで歌い続けるのが演歌歌手なら、それで全然いい」