匿名さん
売り場からも、各社のこだわりが見える。11月からセブンーイレブンとミニストップ、ローソンは「ザッハトルテ(チョコレートケーキの1種)」を販売している。総務省が発表する家計調査を2000年から年ごとに見ると、チョコレートはじわじわと支出が増え、2016年にはせんべいを追い越した。今では首位のケーキの支出額と僅差だ。「ケーキ販売」コンビニだけが儲かる決定的理由 | 外食
小売りの現場では、早いところであれば、10月早々からクリスマス商戦に入る。クリスマスは数ある催事の中でも最も販促期間が長い。事実、あるスーパーでは秋から、「あわてんぼうのサンタクロース」と銘打っており…
ザッハトルテなら、ケーキ好き、チョコレート好き両方の需要を取り込める。11月にザッハトルテでケーキのクオリティーを確認してもらい、12月のクリスマスケーキの販促につなげるといった施策も成立するだろう。
(中略)
コンビニ各社は、新商品による潜在ニーズの開拓に余念がない。百貨店業界も個人洋菓子店もここに力を入れないと、さらにコンビニ業界の勢いに呑まれてしまうにちがいない。