匿名さん
今回の投稿の主は、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の松本俊彦・薬物依存研究部部長。売れすぎのストロング系チューハイは規制すべきか?
アルコール度数が高い「ストロング系チューハイは規制すべきではないか」との声がネットなどで広がっている。安く酔えることが受けて、チューハイ市場拡大のけん引役となったが、半面、アルコール依存を助長するといった批判も強い。問題の背景には、長引くデフレ、日本特有の酒税、生産年齢人口の減少、という酒類業界を取り巻く「3重苦」がある。
「結局あれは『お酒』というよりも、単に人工甘味料を加えたエチルアルコール=薬物なのです。そして、ジュースのような飲みやすさのせいで、ふだんお酒を飲まない人や、『自分は飲めない』と思い込んでいる人でもグイグイいけます。そうした人たちが、ビールの倍近い濃度のアルコールをビール並みかそれ以上の早いペースで摂取すればどうなるのか。ただでさえ人類最古にして最悪の薬物といわれているアルコールですが、その害を最大限に引き出す危険な摂取法です」