匿名さん
今回、「ル・パリジャン」紙の取材に応じた36歳の看護師サンドリーヌ・グラノーは、2019年に月経カップによるトキシックショック症候群を発症し、両足と手の指関節を18個切断した。現在、両足は義足で、手の指はそれぞれの指に関節が1つだけ残っている状態だ。「月経カップのリスクを知ってください」─両足切断の女性の訴え | フランス衛生当局も注意喚起
新しいタイプの生理用品として近年注目を集める「月経カップ」。タンポンに比べて長時間使用でき、環境にも優しいことから日本でも普及しつつある。だが、トキシックショック症候群(TSS)のリスクは見過ごされがちだ。月経カップによるトキシックショック症候群を発症し、両足と手の指関節を18個切断した女性が、「ル・パリジャン」紙で…
彼女はトキシックショック症候群のリスクについて充分な知識を持っていなかったと言う。
「この感染症が月経カップやタンポンの間違った使い方によって引き起こされると聞いて、私は怒りで我を忘れました。だって、私たちに提供される情報には一貫性がないんです。月経カップの場合、説明書に書いてある使用時間はメーカーによって違っていて、4時間、8時間あるいは12時間となっています!(略)どうして明確ではっきりとした使用時間を大きく書いておいてくれないのでしょう?」