匿名さん
先週は、「半返し」という風習が、日本の伝統でもなんでもなくて、1970年代に生まれたものだという話を書きました。香典を半返しする風習は遺族を苦しめる 葬儀ビジネスに怒り - ライブドアニュース
香典を「半返し」する風習は、1970年代に生まれたものだと筆者は綴る。葬儀ビジネス業界が定着させたルールで、煩雑な手続きを生んでいると指摘。あきらかに遺族を苦しめているとして、業界に対して怒りさえ感じると述べた
結婚式の御祝儀の「返し」である引出物は、金額に関わらず一律で、事前に準備が可能で、めでたい陽気な精神状態で行われます。
でも、葬式の「半返し」は、葬式が終わった後の哀しみの精神状態の時に、一人一人、金額を確認し、それぞれの「半額」を決定し、品物を選び、郵送の手続きをするのです。
あきらかに、「半返し」というビジネス業界が定着させたルールは、遺族を苦しめていると僕は思います。
遺族をねぎらい、葬式の足しにと思って出した香典が、「半返し」という煩雑な手続きを生み、遺族を苦しめているのです。